パスワードを忘れた? アカウント作成
633932 journal

minakajiの日記: Linux+efaxでファックス

日記 by minakaji
家内の里にまとめて伝えたいことがあったが、それ程かしこまったことでもないし、今時到達までに何日もかかる葉書でもあるまいと思うと書く気がしなかった。また、郵便葉書はスペースの問題から伝えることができる情報量が意外に少ないのも葉書を躊躇させる理由の一つだ。今時ではあるが、里はメール環境をお持ちでない。お互いの家に fax はあるが、当方で印刷して送信するのは紙がもったいない、というわけで、Linux でプレーンテキストを書いて、ファックスモデムで直接 fax することにした。

少しググってみると、efax という小型のアプリケーションがあるのが見つかった。当方にも家庭用のファックスはあるので、受信などはできなくても良い。ただ日本語の送信が手軽にできれば良いのだ。昔使ったことがあるので、mgetty にもファックス送受信機能があるのは知っていたが、inittab を書いたりするのが面倒なので止めた。幸い、愛用している Vine-2.6 の Vine Plus には efax があったので、apt-get を使いお気楽インストール (ちなみに Vine Plus には mgetty もある)。

efax を入れたは良いが、日本語のプレーンテキストをどうやって送信したら良いのか分からず、またググって調べる羽目に。要するに Postscript ファイルを作れば良いみたいだ。それを G3 TIFF 形式に変換するのは efax の付属コマンド fax に `fax make' と指示すればやってくれる。

では日本語のプレーンテキストから Postscript を生成するには? LaTeX などで書いて dvi を作り、更に dvi2ps を通せば美しい体裁でできるのだろう。しかし、それ程体裁にはこだわらないし、LaTeX の文法も忘却の彼方なので、手軽さを重視してパス。いくつか試して、一番簡単そうな a2ps に決めた。これならプレーンテキストで作った体裁に近い Postscript が手軽にできる。ということで役者は揃った。後はまとめるだけ。shell script はいつまでたっても文法を覚えられないが、ruby script ならまだ書ける。

#! /usr/bin/env ruby
font_size = 14
textfile = ARGV.shift
psfile = textfile + ".ps"
command = "nkf -e #{textfile} | a2ps -f #{font_size} - -o #{psfile}; fax make #{psfile}"
begin
system(command)
ensure
File.unlink(psfile)
end

この script はファックス送信まではしないが、プレーンテキストから G3 TIFF 形式のファイルを生成するところまでは `fax [filename] でワンタッチ。プレーンテキストを書くときは、Postscript に変換した段階で妙なところで改行されてしまわないよう、携帯へメールを送信するようにパラグラフ以外は改行しないのがコツだ。

ググったページではたいてい、xloadimage で生成された G3 TIFF を見られると書いてあったが、当方では何故か真っ黒な画面しか出ない。諦めて GNOME に付いている ee で確認。ちゃんと G3 TIFF ができている。PC の内蔵モデムを Linux が認識しているのかどうか分からず (今まで Linux で使ったことがない)、昔使っていた PC カード型 56K ファックモデムを出してきて Linux に挿したら簡単に使えた。使わないので捨てようかと思っていたが、取っておいて良かった。

最後に `fax send [tel No.] [filename]' で送信。里の義理の母にファックスのネゴシエーションが始まる前に誤って切られてしまうハプニングはあったが、何とか送信完了。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

読み込み中...