minetの日記: ぎゃるガンヴォルトバースト(PS4版)を買った
ぎゃるガンヴォルトバースト(PS4版)を買った。
前作からの方向性の違いにちょっと面食らった。
前作ぎゃるガンヴォルト(マイティガンヴォルト)は、ゲームをネタにしたゲームというメタ作品な側面があって、ドット絵、システム、演出、音楽は意図的に80年代後期風味にされていて(えころのステージ1なんておっさん涙ものだよ)、
ベックのドット絵なんかもう露骨にロックマン風にされていたが、今作は完全に今どきのドットゲーとしてデザインされており、システムや演出はすっかり2010年代的なものになっている。
解像度やキャラ色数の抑制、チップチューンのハードな制約は健在だが、画面構成やフォントは今風、通過光処理もやっていて、やりこみやコレクション要素も多く、明らかに今世のゲームとして作っている。
ドット絵の打ち方も今風になっている。等身も少し上がっている。
これはこれで悪くないのだが、個人的には前作えころドット絵の独特の描き込み味が今作ドット絵では失われているのが残念だ。
(だがキャッチ絵は今作の味付けのほうが好き…ぷっくり脚がたまらん(マテ))
こうしてみると、ドット絵ゲームというのも懐古趣味だけではなく、今のゲームジャンルの1つとして根付いているようだ。(サブカル中のサブカルって気はするけどね)
シナリオも、前作は、それぞれの原作をモチーフとしただけの別作品(原作とは独立したセルフパロディ作品)という感じのものだったが、今作は、各本編に対する外伝的な内容になっているように感じる。
ああ…だがベック、君はこのまま、『ガンヴォルトの外伝に出てくるロボット』なポジションになってしまうのだろうか。
ま、それはそれで、生き残りができて良いのかも知れないけれど…
#2018/05/07 改行を整理した
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