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ゲーム

minetの日記: ゲーム日記『インディヴィジブル』(日本語PS4版) 1

日記 by minet

『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』(PS4版)
開発:LabZeroGames、提供:505Games、日本ローカライズ:スパイク・チュンソフト。

最近のミドルプライスで何かねーかな、とゲーム情報サイトを読んでて見つけた。
記事によれば横視点の探索アクション+RPG、戦闘シーンは4人パーティで○×□△のボタンが各キャラのアクションに対応…ってこれ『ヴァルキリープロファイル』方式?
ちょうど良かった。そろそろあの操作感のゲームで遊びてーなぁ、どっか出さねーかなぁ、と思っていたところだ。
というわけでポチって現在プレイ中。

インド神話モチーフの世界観で、褐色系格闘スパッツ少女が主人公。絵柄は日アニメの影響を受けているが洋アニメ的バタ臭さもあり、まあ慣れの範疇。
キャラが2Dで背景が3Dのハイブリッド方式。2Dキャラはヴァニラウェア/日本一ソフトウェア系のようなボーン変形を伴なうやつではなく、セル画的アニメーション。というかドット絵用原画がそのままフルHDになってる感じ。低解像度機に移植されても違和感なさそう。

紹介記事の通りに探索アクションとRPGのハイブリッドな感じのシステムで、テンポが良い。
探索パートの感触はだいぶ『ストライダー飛竜(2014年版)』が入ってるな。
経験値+レベルアップによる成長はあるが、育成不足で詰まるようなことはない。
所持金やアイテムの概念もないので雑魚狩り稼ぎの必要がなく、シナリオの流れで自然に進めていれば十分なので、サクサク感がある。成長要素はアクション苦手なプレイヤーのための救済措置のようなものか。
プレイアブルキャラ達は個性豊かで、アクションゲーというより格ゲーのノリを感じる。
ボス戦では長期戦の合間にアクションパートが交じってアクセントになっている。

制作サイドのセルフパロディなのか何なのか、詳しくないのでよく知らないが、モブキャラらしからぬ妙にキャラの立ったモブキャラが大量に出てくる。
コイツらが主役の別ゲームがあったりする?それともボツキャラ救済?
なんか『メタルスラッグ』に出てくる敵戦車(サルビア)みたいなやつもいるし…これはただのオマージュかも。

テキストローカライズは、原文由来と思われるちょっと英文風な言い回しもあるけど、まあこれはこれで。
ボイスは日英切り替え可。日ボイス声優陣は豪華。
日ボイスはかなり英ボイスと雰囲気を合わせてある。一部キャラではおそらく意図的にイメージをちょっと変えてあって、その意味でも日本ローカライズされている(例えばラズミの声音が陰気魔女風→根暗変人風みたいな)。
一部の戦闘アクションで英ボイスのままになっているローカライズ漏れがあるのが気になるといえば気になる。
日ボイスの音量がやや小さい。というかマスタリングの音圧が低いのか。
これだけならオプションでの音量調整ができるのだが、上述したとおりごく一部が英ボイスのままなので、時折入る英ボイスだけ唐突に音デカになってしまう難点がある。
これはどうにか改善していただけないだろうか、チュンソフトさん。

UI操作は日本式に決定が○ボタンでキャンセルが×ボタンになっているが、セリフ送りは×ボタン。これはちょっと微妙な操作感。

タイトル画面で、前回終了時のセーブポイントで主人公アジュナがスカート姿で佇んでいて(イメージイラストの構図を再現)、コンティニューするとスカートをたくし上げて通常時の格好になってプレイ再開する小演出がニクい。
ゲーム機のスリープ機能活用で一気クリアするんじゃなくて、たまにはタイトル画面に戻ってみてね。

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8/4 21:56 カナ表記修正
8/5 7:55 ボイス音量について追記

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