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日記

miwwの日記: 2020/10 IntelCPUの今後予測 6

日記 by miww

第11世代に至っても、Intelはデスクトップ用として10nmのTigarLakeではなく、
14nmのRocketLakeで対応することが確定したという噂が流れてきた。

対して、AMD側はRyzen5000シリーズはピーククロックこそ劣る(3.4-4.9GHz/
RocketLakeは3.8GHz~5.5GHz?)ものの、IPC引き上げに加え、1ダイ上のコア数を
8Cにすることでキャッシュ効率を向上して1コアあたりの性能も向上させてきており、
Intel最後の牙城である1コア当たり処理性能についても凌駕させてきそうな勢いだ。

その結果どういうことになっているかと言えば、AMDがラインアップに16C/32Tの
CPUを擁するのに対して、RocketLakeでは最大8C/16Tになるようなのである。

不利な14nmで行かざるを得ないIntelが、消費電力、発熱量などでは既に逆転
されている以上、最大コア数を削ってでもクロックを上げる方向に進めざるを
得なかったのではないだろうか・・・というのが、今回の予測の発端である。

少なくとも今現在発売されているゲームでは、まだシングルコア性能が高い方が
優位であるので、これで対応できると踏んだのだろうが、今や i3 でも 8 コア
(i3-1125G4)となってきている今、これから出てくるゲームについては多コア
環境に特化したものがいつ出てくるかわかったものではない。

また、ゲームプレイ動画の録画・配信や、Vtuber 系の動画配信等の用途では多コアが
効くのも事実である。これまでは、メジャーどころの動画編集ソフトについては
IntelCPU しかサポートしていないものが多かったが、こうも性能差が付くと、
ソフト側も対応を始めるはずだ。そうなる事態を Intel としても座視するわけには
いかないだろう。では Intel はどうするつもりなのだろうか?

ここからは個人的な予想だが、IntelはCore Xにその役割を渡してくるのでは
ないかと考えている。実際、第10世代のCore Xは、第9世代に比較してほぼ半額
という価格設定を行い、コア数当たり単価をデスクトップのハイエンドシリーズ
と同等かそれ以下にする勢いで攻めてきた。いまいち盛り上がらなかったのは、
数が出回らなかったからだ。

もちろんCoreXは、Threadripperには劣っていた。だがそもそもとして、この
カテゴリ分けは、デスクトップ向けの Core i7/9 と、HEDT 向けの Core X の
間で価格差が大きいところから来ていたはずだ。Threadripper は(EPYC と
同様に)CoreXではなくXeon(あるいは Xeon-W)と勝負するべきものだ、と
Intel が再定義することにより、Intel の立場は大きく変わり得るのでは
ないだろうか。

# というか、今の Xeon はカバー範囲が広すぎて定義が曖昧にすぎるという
# 話もあるので、そっちの再編もありえそうである。

まず、第 11 世代の CoreX (仮に 11980XE とする)は、コア数で Ryzen より
優位に立つことはほぼ間違いない (実際、第10世代の10980XEの時点で18C/36T
であり、16C/32T に勝る)し、クロックも10980XEの時点で最大4.8GHzであるの
だから、11980XEなら最低でも5.0 GHzを越えさせてくる可能性が高い。

そしてPCIe4.0も先に出ている第11世代のCore-i9/Xeonが対応しているのだから
当然対応するだろうし、メモリについてはもととなるだろう第11世代の Xeonが
最大8ch接続なので、第10世代と同様4ch以上は使える公算が高い。これなら
仮にDDR4-3200に対応できず2933のままだったとしても、4chあるので問題ない
どころか、Ryzenの16C/32Tで起きていたメモリ帯域不足問題(1コアあたりの
性能が落ちる問題)も解決することが見込まれる。

ただ、メモリを4chにするとマザーボードが高くなることを考慮すれば、ソケッ
トはそのままだがメモリは 2ch が上限のマザーを作らせる可能性まであるの
ではないだろうか。

CoreXならPCIeはCPU直結で48レーン以上はあるだろうから、そちらに接続すれば
チップセットが多少古くとも問題にならない(実際、X299の次の話が出ないのは
そのせいだと思われる)ので、新しいチップセットを用意する必要もないはずだ。

こうなれば残る問題は電源容量と発熱くらいだ。とはいえ、電源は、1200W まで
なら一般家庭でもなんとかなるはずだから買えば済むので残るは発熱だけとなる。

発熱対応は、280mm以上の簡易水冷でないと足りないだろう。Intel 純正で
Nocture級の14cmファン×2の空冷クーラーが出る可能性もないとは言えないが、
240mmの簡易水冷が純正であるのだから280/360mmクーラーが出る可能性は十分に
ありえるのではないだろうか。ぶっちゃけラジエータとファンを差し替えるだけな
のだから。

  • by miww (14929) on 2020年10月26日 9時30分 (#3913082) 日記

    次のXeonたる10nmのIceLake-SPは遅れているようで、2021年のH1、つまり4月-9月末
    までの間になっていることからすると、IceLake-SPを元にしたCoreX=IceLake-X?を
    待つと2022年になりかねなさそうな雰囲気が濃厚です。

    さすがにそこまでRyzenを放置することはできなさそうですから、14nmでどうにか
    してくるんだと思いますが・・・どうくるのかなあ。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年10月19日 20時19分 (#3909562)

    > 発熱対応は、280mm以上の簡易水冷でないと足りないだろう

    水冷PCとか、一部のマニアしか購入しないのでは?

    一部のマニアしか購入しないようなCPUに、インテルのような大企業が注力するとは思えません

    ここに返信
    • by miww (14929) on 2020年10月20日 12時32分 (#3909943) 日記

      > 水冷PCとか、一部のマニアしか購入しないのでは?
      そもそもとしてCoreXはクーラー別売りだったりするわけですが、本格水冷なら
      ともかく、簡易水冷についてはその認識はもう古いと言わざるを得ません。
      だいぶ前からオフィスサーバ用として水冷サーバが製品化されて売られていましたが、
      近年ではユーザ向けのGPUに簡易水冷が最初から付いている製品が出てきていますし、
      ハイエンド層では簡易水冷は普通に使われるようになってきています。

      なぜかと言えば、空冷だと静かさを維持したまま冷やすことが厳しくなってきている
      からです。そして動画編集・ゲームプレイ動画配信等によりハイエンド層の需要が
      高まってきているんだけどそのへんどうすんの、という話なのです。

      ついでに言えばこの推測は現時点で製品化が可能な技術の範囲内でどう売るかという
      話なので、そんなに注力しないでもできると見ています。

  • by Anonymous Coward on 2020年10月19日 20時21分 (#3909563)

    TSMCの7nmという選択肢が…無いですね

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年10月20日 16時08分 (#3910102)

    ソース [intel.com]

    期待させやがって

    ここに返信
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