mkrの日記: 週刊ダイヤモンド その黄金時代
ダイヤモンド。
数年前まで、存在すら気がつかなかった。東洋経済なんぞとひとくくりに、「らちのあかん経済の話をしていて、自分には理解不能、理解も求めていない雑誌」であった。
それが知事の交代に伴い、田中康夫連載つながりで「噂の真相」とともにどーんと書店の平積みになっていたわけだ。眼に付く。手に取ってみたりもするだろう。
で、噂の真相はフェードアウトしていった。あの連載は、知事日記だし、だいたい噂の真相の中でも字が細かすぎて読みづらい。特に田中康夫特集をしてプッシュするでなし。売れる要因が以前とさほど変わりなく、書店でのポジション上昇、そして落ち着いた、という所だろう。書店の隅っこで発売日を逃すと大書店以外に無い、所からは脱出した。
ダイヤモンドはまぁ、人気に便乗と言うか、ニーズに応えて「長野県政特集」を頻繁にやり、あの手の雑誌にはこれまで見たこともない、平積みをほぼ確保している。さらには一部の書店では、書店オリジナルとおぼしき「表紙に縦にかけるオビ(これをはじめて見たときはアイデアに感動した)」をつけられて、売りまくっている。特集の内容は改革ヨイショだが、笑えるのは知事に敵対と目される松本市長のインタビューをまんま載せたりするところだ。市長としては言いたいことを言ってるつもりなんだろうが「国が決めたことに逆らうのはおかしい、頭のいい人たちが決めたことなんだから、文句を言わず従うべき(ダイジェスト by mkr)」なんてどこのジョンイル?と突っ込みたげなもので市長さん逆効果だったりする。そこらのギャップ面白さに読む訳だが。
抜けてるのかわざとやってるのかよくわからないが、ゲーム脳を堂々主張するコラムがのったこともある。お手玉すると脳が活性化するとか。しかしなにか固執する訳でもなく、とくにこれといった方針も無く、連載陣、記者が好き勝手にやっているのではないか、という雰囲気がある。なんでもやる週刊誌なのは違いないが。
たまたまそれが全体として渾沌とした雑誌の勢いのよさにつながっていて、ひょっとして今が「ダイヤモンド」の黄金時代じゃなかろうか。
とりあえず長野県、といって長野市駅前付近の状況を見ただけだが、ダイヤモンドは長野県政特集というご当地ニーズのたびに売れている。
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