mkrの日記: 世田谷ぼろ市で写真週報が500円だった
世田谷ぼろ市。初めて行った。
おばちゃんおじいさんパラダイス?若い人もいるんだけど。
小学生が社会科見学か遠足かで来てたけど、楽しめたかな。楽しんでいたらいいなあ。
着物生地などはさっぱりわからないのでパス。
古物骨董もちょっと。
「写真週報」を売っていた。まあこれは戦時中の雑誌で、wikipediaによると「国策宣伝グラフ雑誌」だそうだ。
こんなかんじ。
立ち読みしただけだけど、この号は真面目な号ではなく、いや、当時としては大真面目なんだが。
各地の人たちにイヤミでネチネチした口調で贅沢を指摘するもの。
街角のオサレ夫人を「このご時世に・・米国に行ってもらいましょう」とか、「百貨店は9時から始まるが、開店と同時に入店する人たち」を揶揄したり。国内温泉地で慰安とか療養する人たちを、楽しいでしょう気持ちいいでしょう、その時も同胞は闘い続けているのになどと脅したり。
写真つきなので、どうもこの頃はまだ国内は物資があり、普通に今と変わりない贅沢さも(一部かも知れないが)あるのが見て取れる。
考えてみればそんなキャプションを付けるために撮った写真なのかどうかは今となってはわからない。
そういう目で見ると普通に街角撮ったり、ニュースとして百貨店の新装開店だったり温泉地の写真を、キャプションとコラしたものなのかも。
んで「硫黄島からの手紙」(まだ見てない)を思わせる記事が。
捕虜になった米兵の、捕虜収容所での様子。まあ劣等国民米国人は普段から捕虜になった時の心得を教えられてるようなナサケナイ惰弱な連中で、そんなヤツらでさえわが寛い心をもつ日本国民は捕虜収容所で優しく処遇しているのである、誇りたかき日本国民は生きて虜囚の辱めをうんたらかんたらだもんね!
捕虜になった米兵への口調が慇懃無礼というか嫌み口調なんだけどついつり込まれるような。この文章は何だろう、うまい。
こりゃあ日本人なら捕虜になれない以前に、捕虜になったらどうなるかさえ想像がつかない。
捕虜をきちんと遇するのはすばらしき日本人だからなのだし、捕虜になった日本人てどうなってるのか言及なし。
でも捕虜になったら何か恐ろしい事が。捕虜になった事がバレたら日本人にバカにされて日本社会に復帰できない気がしてくる。
とまあ、いろいろと面白いものが一冊500円なりで売っていた。
思わず衝動買いしそうだったが、我慢。
285冊で20万円で売ってたりするので、ネタ用に買うのなら500円は妥当かも知れない。
貴重な歴史資料をそんな風に利用したり私蔵したり死蔵するのはいかがなものかと後ろめたいが。
保護するとか言ってみる。けれど来年のぼろ市に行くかどうか・・
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