パスワードを忘れた? アカウント作成
495049 journal

mkrの日記: 今日の古新聞 大正4年末から5年5月くらい

日記 by mkr

大河ドラマの様で全貌を把握できないのだが。
アメリカからどさ回りとおぼしき飛行機乗りが来て、連日飛行機ショーをしてる。
で、この人は宙返りが出来る。日本全国をどさ回りするのに、飛行機で移動。つまり長距離の飛行も。

日本は黎明期か訓練中だかで、まだそんな事できない。
まだ、貴重な飛行訓練を将兵(つまりエリート)以外にしても大丈夫か?能力あるのか?て試してるところだ。

そこで風が強くて日本訓練部隊は飛行中止、同日とんでみせて「宙返りの技術があればこれくらいの風楽勝」くらいのことを言うわけです。
当時の新聞の事、本当にそう言ったかどうか不明。
で日本、訓練中に宙返り挑戦して墜落。「半宙返りは得意だったので出来ると思ってやった、そしたら失敗した」てインタビューに答えます。
数日後の軍発表は、「風にあおられて宙返りっぽくなったとこで墜落、宙返りしようとしたわけではない」。
宙返りを意識的にしたとすると、宙返り禁止の軍規に違反したことになっちゃうのです。インタビューとは食い違うのですがまあそこらへん誰も追求しません。ほかにも長距離飛行しようと訓練ルートを勝手に外れて遠くに飛行。「地形を見誤り風に流された」で処分軽くしたり。

日本飛行士は訓練中ということもありけっこう墜落する。
アメリカの飛行機乗りは宙返りにループにカラフルな煙だしたりとかやりたい放題の構図。
ドラマが生まれまくり。
なんでか宙返り=高等技術でそれさえ出来れば万能みたいな所もある。

かの渋沢翁も「息子同様」とこの飛行機乗りを溺愛報道。
皇族も見に行く。誰かが金杯授与とかしちゃう。
面白すぎる。

最終的にこのアメリカ人も墜落して怪我して、話題は沈静化というか、「なんともお気の毒w」な報道に変化していく。

日本人の飛行機熱愛っぷりがすごい。これ読んだあと、日本は大艦巨砲主義とかいわれてもにわかには信じられないくらいだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

読み込み中...