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日記

mkrの日記: 映画「芳華」見た。

日記 by mkr

とても良い。
中国の、軍慰問の歌劇団モノ。
何しろそういうわけで、美男美女しかいない。そして何故かブルマもどきな衣装でダンス練習、更衣室からのシャワーシーンとアイドル映画にしてはサービス満載。中国映画は太もも描写が性的すぎるとか規制は受けないのか?そこに恋愛、女のイジメも加わってすごいことになる。青春アイドル映画てんこ盛りである。なおダンスはすごい。歌ってるのは「偉大なる毛沢東♫」とかだけど。それにしても中国映画はアイドルを美しく撮るのが得意だ。

以下少しづつネタバレ。
なんとイケメンがイケメンすぎて「良い人以上にはなれない」「ぬいぐるみからペニス生えてきた扱い」を受けてしまう。サクラ大戦の大神隊長並みに好感度高かったはずなのにな。

そこに中越戦争が始まって、要領の悪い奴から(政治委員に目をつけられて)戦地送り。愛国歌舞を挟んでるけど、明らかに厭戦、戦争悲惨映画に突入。むしろ兵隊を英雄扱いの歌劇やってるのが皮肉。

あの戦場描写、死ぬしか無い。一人目は「あわわわ」とか言ってるうちにあっけなく間抜けに死ぬ。そして戦友が次々と潰れたトマトになってしまう。無理無理生き延びれる気がしない。そしてこれが40人ほどの隊が待ち伏せを受けただけなんである。大戦闘ですら無い。この戦闘描写は迫力ありすぎ。PG12の原因は前半お色気じゃなくこっちの人間爆散描写だったようだ。

そんなこんなで前半の青春と若さが消失していく後半、戦後。まるで救いがないわけだが多少救いのあるエンドへと監督はちょい強引に持っていく。映画だからハッピーエンドにしていいよね!良いとも!くらいな心情。

ネタバレ
中国映画『芳華』が伝える中越戦争と中国人の心の傷
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15707

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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