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日本

mujiの日記: 九月大歌舞伎

日記 by muji

合間に銀座三越で開催中の梅園まつりでしこたま買い込んでから二部。
ちょっと開演早いんだよねーとゆるゆるしてたら5分前だったwあれっ14:15開演じゃなかったっけ←(正解は14:10)

先週飛んでから、ことによったら濃厚接触者だらけで半月くらい開けられないんじゃね? とか思ってたらあっさり予定通り7日から開けてたってのが実は納得いってないんだが。
だって6月の御摂勧進帳であの程度の時間と距離感で濃厚接触判定されて7月頭休演せざるを得なかったのがいた訳で、8月の義賢最期でのあの程度の時間と距離感なら確実に濃厚接触判定されると見てたんだが。となると代役何人必要なんだよ状態でヘタしたら二部だけ今月飛ぶんじゃね? てなくらいで。
それを5日間初日延期しただけでやり過ごすってどうなんだかなあ。
閑話。そんなこんなで当面代役、の「当面」がどの程度かは判らぬが早ければ今週末あたり復帰しちゃうかも…と、それならそれでまあ和田兵衛の出入りだけ見届けるか、と7日初日確定時点で押さえた二等花横ブロック。結果的に和田兵衛も信楽太郎も出入りばっちりでうっかり来週末も押さえようと思ってしまったがどっこい来週末は今月最優先の天王寺舞楽が待ってるんだよ! 雅亮会の面々が東下りできなくて中止喰らいそうだけどね!←
再度閑話。初日は台詞やばかったらしい和田兵衛(もうホントこれから先年齢のことを考えると台詞入るの遅いのってますます不安だよ(´・ω・`))、今日は一応入ってはいたようだ、が、思っていたより高めのトーンな上に荒れてて、休み明けでこの状態はもう治らないとあきらめないとあかん? てな(´・ω・`)やだなあそんなの。だから変化球投げすぎると本来の決め球が決まらなくなっちゃうってあれほどryはさて置き、最初の出はトーンも無理して下げようとしているほどでもなかったし、語尾弱いときも何度かあったし、まだエンジン暖まってないな状態。それが証拠に信楽太郎で暴れてからの二度目の和田兵衛の出では太くはっきりした台詞だったしね(ってw
ここんところの和田兵衛といったら左團次しかってなところだったので恐らく左團次から教わったんだろうが(筋書インタには言及がなかった)、所々それっぽかった程度。源七親分もさだちゃんから教わった割にはそれほどさだちゃん色が出てなかったっけ。あー、幕切れの白旗投げ出しがそれほど大仰じゃなかったのはさだちゃん風?(そうなのか?w

息子の代役ってな過去に團十郎が海老蔵の代役をつとめたことがあるらしいが(あとで確認しとく)、まあ普通はなかろう。代役の骨法から外れる訳だし。今月も種之助が伊吹藤太に回るんなら萬太郎が信楽太郎やってもよかったんじゃね? と思うんだが、そこはまああの兄弟だし(何
 #いつまでもネタにされるってのもねえ…tkこういうときに別の一座で経験積ませとくってことにはならんのかね?
で、二役大忙しとか心配する声が結構上がっていたので、今日の上演時間でおおよそのところを測ってみた。

  • 開演…14:10
  • 和田兵衛1回目…14:12-14:25
  • 信楽太郎…15:17-15:19
  • 和田兵衛2回目…15:58-16:04(終演)

……まあそりゃあこの二役の拵えは早拵えを考慮されているものではないにせよ、間がそれぞれ50分と40分ある訳で、これまでの二部制での幕間30分プラスアルファと見れば余裕で楽屋で支度出来るんでないかな。大変大変つうから鳥屋なり奈落なりで支度するくらい慌ただしいかと思いきや。ましてや早拵えはおもだか仕込みだし。
むしろ心配なのは体力面かなー、といいつつそれだって主役クラスが何役演じてるのかを考えればry
 #門之助だったかな、信二郎が楽屋入りはギリギリなのに気が付くと顔が済んでるって話をしてたの。
 #そいや二役とも芝翫筋が入るんだね。前回の信楽太郎ってむきみの他に入ってたっけ? と写真見たら鉢巻で隠れかかってたんだw

(とりあえずー

15415254 journal
日本

mujiの日記: 九月大歌舞伎

日記 by muji

先週の二部予定が飛んだので今月は今日の一部から。
これまで観てきた中で一番泣けないお江戸みやげだったのは何としたことか……
そして二股行平がしみじみ似合う優だよなあと(褒め言葉←
--
そう、お江戸みやげのコレジャナイな違和感って
「場末感」
がなかったんだよ。
中の芝居を中村座に変えたのはまあいいとしても、阪東栄紫は中村座の看板役者でちょっと宮地芝居にゲスト出演してみました、的な感じだったし、それ以上に市川紋吉が以前は廿四孝の濡衣やったって役者に全然見えない。堂々現役の濡衣役者な風情。
この舞台、いくら役者が揃ってるったって、宮地芝居でしょ?
緞帳芝居でしょ?
その空気感があって、阪東栄紫が日々の生活に悶々としつつお紺との駆け落ちを考えていて、市川紋吉は流れ流れて飲んだくれの女方に収まっていて。
そんな中へ結城売りのおばちゃん2人がふと足を踏み入れて。

って空気がなかったんだよなー。
ああそいや角兵衛獅子もお小遣いもらったら芸見せてたよね特に最後の場面。でも今回はお礼だけいって行っちゃったよね。弟獅子は本来子役がやって然るべきものなんだろうなぁ。いや別に歌之助が側転したってよかったんですよ?←
最後の場面といえば「百両のかたに編笠一蓋」をそんなにさらっと普通の台詞の中に組み込んじゃってよかったのかと。何だろうなあ、所詮役者と客、通り一遍の対応以上のことはしない、って見えちゃって。じゃあ何のためにそういって片袖渡したんだ?

で、おばちゃんがおばちゃんでなかったってのも痛かった。男だった。
うんまあ初見の2011年のときも最初のうちは結構そんなこといってたから今月も後半になるとよくなるのかもしれんけど、行商のおばちゃんの、おばちゃんらしいかわいらしさいじらしさ、が伝わってこなくてねえ……

(ひとまずー

15390647 journal
日本

mujiの日記: 八月花形歌舞伎

日記 by muji

今月最後に観るのを一部にしておいたのは結果的によかったのかよくなかったのか。
本役復帰3日目でまだ福田氏がばりばり撮影してたところを見るに、写真入り筋書は間に合ったとしても楽日だろうな。舞台写真販売だけで手一杯かもしれず。まあいいや週末楽日だし確認は出来るか。
そりゃ代役観たい気もあったが幕見がないとねぇ(何

副題として「岩藤怪異篇」としてることもあって鳥居又助のくだりがえらく改変されちゃって、まあ話の筋としては通らない訳ではないが先代猿之助の演出からもかなりかっ飛んじゃったってな。こういう改変が今後巡業やら地方公演やらで生かされちゃうんだろうね…いいんだか何だか。
にしても辛抱立役ならぬ辛抱女方とでも呼んで差し上げたい雀右衛門。いじめに耐え忍ぶ姿がここまで似合う女方もそうそういなかろうて。
あとは亀鶴の蟹江一角と鷹之資の蟹江主税が並んでひざまずいてて、うお、この2人がこんな接近して一緒に出るなんて初めてちゃうかいとか、大詰で男寅の花園姫の手を引いてと見せかけて実は男寅の方が気を遣って出てきたっぽい寿猿じじの局能村とか、といいつつ歩みこそゆっくりゆっくりだったにせよ膝どんでひざまずく訳でもないし声は若々しいしアンチョコなかったし←客席も出てきたときに気付いたのがほとんどいなかったっぽくて台詞一言発したら手が来たとかねwある意味怪異っちゃあ怪異だ…(ひでえ←

(とりあえずー

15380288 journal
日本

mujiの日記: 八月花形歌舞伎

日記 by muji

今日が元々買っていた三部の日。
初日が奇数日だったから太郎吉2人観られてそれはそれでよかったかなと。
今日の偶数日当番歌昇Jr.が歌昇の小さい頃の写真まんまの顔立ちで笑うしかなかったというね。

で、あれ~、何か全体的に初日の方がよかったような……
世代交代後の浅草1年目と同じでお目付役がいないとずるずるいっちゃうってヤツか?

(とりあえずー

15372923 journal
日本

mujiの日記: 八月花形歌舞伎

日記 by muji

元々買ってたのは今日から。まず二部。
豊志賀の死は歌さんでは2度聴いたけど歌舞伎では縁がなくて(2009年の納涼は観られなかった年だったしわざわざ大阪まで観に行く必要性も感じなかったし←)ようやく初豊志賀。
歌さんで聴いて、圓朝口演収録の岩波文庫も持ってて、なのでストーリーは把握してて、てこともあって、まあ通しだと南北並みにべらぼうに長大だしここしかかけにくいのは判るけどやっぱり通しで出さないと説得力には欠けるんでないかなあ、なんて。
あと延々駕籠駕籠いっててこれは単語として出てこないんじゃ…と危惧した「あんぽつ」、最後の最後で扇雀の勘蔵が豊志賀を帰宅させるに当たって「あんぽつ呼んでくる」っていってて、ああここは原作通りだねえ…と思ったら駕籠屋が担いできたのはフツーの四つ手駕籠…いやいやあんぽつはこれだってば。いやこれはむしろ宝仙寺駕籠じゃないかてなくらいだけどつまりは四方は板作りで引き戸に畳表の垂れがかかってる駕籠だってば。歌さんは語るときにわざわざ今のお客様が耳にしても判らない言葉があるからって最初に「あんぽつ」の解説つけてたのに。そこでちゃんと「引き戸」っていってたのに。
どうも舞台関係者間では「あんぽつ」は御乗物全般を指しているようで、あーこれもしっちゅうとくしはらいが混同しちゃってるのと同じかーと頭抱えたり。誤用が慣用になっちゃうのってどうなんだろうなあ。
で、扇雀が「あんぽつ」っていっておいて四つ手駕籠出してくる、って、二重で間違ってるってことだよね? 関係者間で通用している「あんぽつ」が武家の御乗物である間違いと、本来の「あんぽつ」を出してこない間違い。いやそれならわざわざ原作通りの単語出さんでええて。他は全部「駕籠」で通してるんだし。
 #駕籠のいろいろはここがかなり詳しい。
閑話。豊志賀と新吉の年齢差は圓朝によれば豊志賀39、新吉21だから18歳。七之助1983年生、鶴松1995年生、だから一回り違いか。豊志賀にもう少し年上感がほしいかな、というところでもあったが、それより何より鶴松が大抜擢によく応えて好演してたのが善哉。大阪で時蔵が豊志賀やったときは菊之助が新吉だったんだし。
芝居だと豊志賀の「死」を実際に観ることになるんだが、視覚化することによって逆に恐怖感が薄まるような。原作にはいない噺家を長屋の住人として豊志賀の死の知らせ役にしてるのも、これまでの上演だと恐怖の中の息抜きだったかもだが、今日の雰囲気からすると単なるお笑いになっちゃってたような。六字になっちゃった、って一瞬「六時」と聞いたよwしかも原作ではそんな口話なかったし。
あんぽつに乗せたはずの豊志賀がいない、のと、乗せようとしたら部屋にいない、のと、どっちが怖いかねぇ……まあ幕切れ演出のためには後者なんだろうけど。
 #で、その幕切れで四つ手駕籠だから垂れをはね上げてる。長兵衛か←

仇ゆめは巡業やら地方公演やらでは出てたようだが歌舞伎座で出るのは17年振り。つまりその17年前に観て以来。
こちらもその間いろいろ観てきていると、ここの所作があの芝居のパロディやら何やらが見えてきて、それはそれで楽しい。面白うてやがて哀しき。
舞の師匠が虎之介ってあれ確か17年前って扇雀だったよね……とおぼろげな記憶を公演DBでたどったら正解だった。こんなところで親子代替わりとは。鶴松はこっちにはチラシ配役として載らないあたりは、まあ、ね。

(ひとまず?

15372154 journal
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mujiの日記: 中村種之助踊りの会(国立劇場小劇場)

日記 by muji

昨日今日で全3回公演の3回目を観る。
チケ松で瞬殺とかいう話でちらりとのぞいてみたらキャッチアンドリリース状態でごく僅か残っていたのをひょこっと押さえてみた、のが今日の夜の部。
2席並びの1席空け、ってここんとこ国立このパターン定着しちゃったな。市松でええのんに。

番組は、素踊りで子守とまかしょ、幕間30分後の春興鏡獅子。
正直なところ、この世代で一番の踊り手と考えていただけに、うーむ、チャレンジした意欲は買うがこの程度なのか、と。
これじゃあ今後踊りで見せられる役者はいなくなるね、と(´・ω・`)
 #鷹之資がどこまで引き揚げてもらえるかだろうねぇ…
日舞の特徴のひとつである手踊り、その手先指先の表現が実にしなやかでそこは流石と思わせるものがあった、が、素踊りにしろ鏡獅子の弥生にしろ、女方の経験不足がこういうところで出ちゃうんだねえと。tk素踊りって女方の身体作らなくてええのん? 肩全然落ちてなかったけどそういうものなの??? まあ振付指導からチェックされてない訳だからそういうもんなんだろうが(されてれば落としてるよね)、手先指先だけで見せるのにも限界があるわなあ。
弥生は弥生で裾捌きで大苦戦。時々男の足運び。腕の上げ下げも元気よすぎて女方の高さじゃないときもちょいちょい。二枚扇でキャッチ失敗して落としたときの後見蝶十郎の表情たるや。
こういうのを観ると、本興行で鏡獅子かける役者がいかに何事もなく踊っているように見えてその実どんだけタイヘンか、てのが逆説的に判るね…後シテも胡蝶2人に配慮したのかってくらい、よくいえば整然と終わらせて。
自分の会で最終回だからって殊更に毛振りの回数増やさないってのが「らしすぎる」んだよなあ。舞踊家ならそれでもいいのかもだけど、カテコクレクレ拍手に応えなかったのはいいとしても役者はそういうところでのハッタリも必要だと思うんだが。まあ、回数増やさなくてもお世辞にも綺麗な軌跡ではなかったのもちょっと、というかかなりがっかりしたけど。なので回数増やしてむちゃくちゃにならなかっただけよしとする鹿。

で。
胡蝶2人に配慮、というか。
宗家の跡取りがそのていたらくでええのんか?????
正直そっちに気が行って毛振りの最後の方ろくに観てなかったよ←
いくら相手が胡蝶経験者だからって、って問題どころじゃない、2回足滑らせてこけてたし、同年代の子どもでこんなに踊りに差がついちゃうもんなのか? そもそも振り覚えてないんじゃね? てな。これが普通の子役ならまだしもry
ゆくゆく笑い話で済めばいいんだろうけどねぇ……

15367903 journal
日本

mujiの日記: 八月花形歌舞伎

日記 by muji

初日おめでとうございました三部途中から。
職場都合でここんとこ久々に出勤してて、あれ三部途中から行かれるじゃん、と突発で。
義賢最期もさることながら鞘当の隼人山三初日が気になってねーやっぱり←

で、義賢最期での蔵人も頑張って呂の声出してきてるな~、なんて思ってたら、山三の甲の声が以前の抜けがちな声から随分進歩して土台がしっかりしてきた感。役で声ちゃんと使い分けてるよ。やるじゃん!
そしてその山三がもう誰から教わったか丸判りで悶絶しながら観ていたというねw「歌舞の菩薩の君たちが、妙なる御声音楽は」の台詞回しというか節回しなんてもうもうもうwwwそりゃあ一番身近なところに国立優秀賞の山三がいるんだから流石に他の先輩には…(でもここんちはねぇ(何
初日から立派なもんだ。勿論これから1か月間でどこまでできるかなーな箇所も多々だけどそれはそれとして。

(とりあえずー

15363524 journal
日本

mujiの日記: 七月大歌舞伎

日記 by muji

千穐楽おめでとうございました二部。
 #25日エントリが今月マイ楽みたいだったがおっとどっこい当てが違う大違ぇだ(この表現気に入ったらしい←
平日楽日で1階東西桟敷完全空席って2月もそんな感じだったのかなあ、って2月の楽日は週末だった、ので比較対象にはならんな。ちとここのところチェックする暇がなかったんで見そびれたが、数日前までは今日の二部のA2・A3ブロックは空席なし状態だったが昨日あたりはどれだけ戻されたかな。まあ実際25日よりはその2ブロック*だけ*に限れば人いたけど、でも二等に近いあたりは入ってなかったし。
観客動員できる役者とそうでない役者と毎月毎月ここまでくっきりはっきり見せつけられるとね。(´・ω・`)

そんなだからか、昨今の情勢だからか、身替座禅も鈴ヶ森も楽のお遊びはなし。
身替座禅とか最後に詰問される右京が"ごりんたいかいに行ってまいった"くらいやらかしても…とか思ってたがまあむしろ不謹慎とかツッコまれそうだし白鸚って案外そういうことしない感じでもあるし。ここへきて幸蔵の裾直しが復活してたし(頻度は多くはなかったが)、1か所たたら踏みかけてたし、いやホント10年前に観たかった舞踊。とはいえ10年前だとここまでいい意味で「枯れて」なかっただろうし、その辺の兼ね合いは難しいよね。そいや冒頭で玉の井呼んで「こちへ来さしめ」を「こちへ来さしませ」っていってたな。「何、山の神の顔が見たい、益体益体」は「何、身共の山の神の」って「身共」が付け加わってたし、あちこちちらほら高麗屋症候群。
玉の井は25日よりはやりすぎ側に傾いてたが月初からすれば許容範囲。この発声で9月のお辻もつとめてほしいところ。あ、おゆうがこの数年気になってる「ナマ」な台詞回し連発しそうだな…閑話、最近の玉の井で観た中では一番踊れていた玉の井だったかな。そりゃそうか。にしてもざっと公演記録を見渡しても、女方が玉の井つとめたのって先月の時蔵の前は田之助、更に宗十郎まで遡るのか…扇雀は兼ねる上に立役比重が随分大きくなってきてるしちょっと違うかな。とすれば時蔵玉の井は面子の都合とはいえかなりレアパターンだったのか。
 #いや何も今後何かの間違いで兄弟身替座禅実現だなんて期待してませんからどう転んでも右京最初っから出かけられませんから!←
たろかじゃも今月のたろかじゃならこんなところなんだろうなー。「勾配」発音は右京がそうだったから多分高麗屋の方針。千枝小枝は改めて観てみると千枝の我関せずっ振りが際立つw小枝は手首固いね~。例の鐘打つ振りも含めて手首使う振りが手首だけで動かしている感がない。別段二人の振りががっつり合ってなくてもいい訳だが、所々気になったりもして。
気になったりも、で、楽だから残しとくけど、一部も二部も常磐津が聴いちゃいられんかったわorz音程平気で外せちゃうってな…出ないのか出せないのか。

鈴ヶ森。
やっぱり浅草とは違うよね何もかも、を痛感した1か月。
もう敢えて、ごんぱっつぁーとの年齢差をさほど感じさせない長兵衛にしてきたな、とは、月後半の鈴ヶ森を観ていて思ったところ。なァに、ちっとやそっと世話をしたとて、恩に着せるんじゃアねぇ、そこは江戸っ子だぃ。なんて、早口なのも相まって完全にごんぱっつぁーの兄貴分。最後の見得のあとにごんぱっつぁーの方を見やって何やらいって(恐らくサ、めぇりやしょうかな)、そのあとごんぱっつぁーの様子を見て軽く相好を崩す、あたりが実に二人の「仲」を匂わせてて、まあ、そうならざるを得ないんだろうなあ、と。
といって、今後実現するかも定かでない通し狂言での上演時に長兵衛で観たいかというとそれはもう山三一択で(一択なのか←)どうせ出すなら昼夜がっつり、山三が伴左衛門を討つところまで出してほしいし、となると権八小紫は別の誰かでいいし(いいのか←)。ああ、権八小紫といえば権上もぜーんぜん出なくなっちゃったねぇ…実質初めて歌舞伎を観たときに権上を観られたってな実に運がよかったと鹿。
閑話。例の笑いの神様を降臨させちゃったくだりは、水面をのぞいてから一呼吸置くようにしてたwム、水に映りし人影は、てな。うん、そこで修正効くしねwで、蝋燭の火を吹き消して、提灯を題目塚の方に放り出す、というか舞台の上を滑らせてたのが結構毎回ひやひやものだった。地絣の上でも案外ひっかからないんだね…(だから何を期待、いや心配している←

何はともあれ、過去例がなかった正味6か月連続歌舞伎座出演を無事につとめられて善哉。
役回りは善哉とはいいきれないんだが←諸事情あったとはいえその間2回も筋書配役でトップに来るという。
 #今月は実質トメだったなぁ←メイン2人より番付上なのが最終配役で名前が出てくるってホントもうね……
筋書といえば、今月の5演目の公演記録全てで錦之助(信二郎)の名前が見られるってのも。そんなポジになっちゃったのかさせられたのか。流石に他にはいないだろ、と思いきやらぶ! らぶもあんどろ出てたのか! …まあつまりはそのあたりと役が被るってことだよね(´・ω・`)とはいえまずあんどろでほぼ絞られるだけに、そんな条件で2人もいるってなどうなんだと。

15359227 journal
日本

mujiの日記: 七月大歌舞伎

日記 by muji

二部。
今月は日曜二部で攻めてみた(おおげさ
二部だけ観る分には朝はゆっくりしていられるし帰りもちょうどいい頃合だし、結構楽かもしれず。
場内居続けが出来ない現状、連続した部の見物はあまり気が進まないし、といって用事挟むのもそれはそれでばたばたしがちだし。よしじゃあ9月も、と思ったら最初の週は土曜に行くんだった←
今月日曜二部になったのはアレだ、元々奇数日で最初に観に行ける週末が日曜だったのに加えて初日から観に行くことになってその結果、てヤツだ。ホントは週末は土日どちらか1日は引きこもりにしときたいんだがなかなかそうもいかんでねぇ…

で、そのおかげで、身替座禅の進化を目の当たりに出来たという。こんなによくなるもんなんだねーと。
玉の井が本当によくなった。発声がほどよくなって(そりゃあひと昔前の方が更にちゃんと女方の発声が出来てた訳だけどそこは問うまい)、男声でのドスにも頼らなくなって(たろかじゃ相手に1回やっただけかな)、結果ただの恐妻ではなくなったというのがね。往々にしてやりすぎに走って収拾が付かなくなる芝居だったりするが、その意味ではむしろ後半になるに従ってほどよい雰囲気にまとまるってな珍しいパターンかも。
やりすぎに走らなかったのは右京の存在が大きいな。初日のそれこそ飛び六方で花子の元へ急ぎかねない状況からしたら随分柔らかくなったが、それでもこれまでの右京からしたらかなり枯れている方。動きに制約がある分、やりすぎまで至らなかったてえのもあるかもしれんが(それはそれでちょっと…だが)、こういう路線もありかなと。そいや、婿養子みたいな、てな感想を目にしたが、婿養子の右京といったらry
たろかじゃもあれこれ工夫してきてたのはいい、んだが、身内の紅梅の発音が「購買」と一緒ってのが違和感。これまで耳にしてきてたのは「朋輩」と同じ高低だった訳で、うーん誰に教わったんだ。
誰に教わったんだといえば千枝小枝。二人で踊るところの「撞く鐘や」の振りというか鐘のつき方、千枝はこれまで目にしてきたやり方、手の甲を下にしてほぼ指の動きだけで扇子をぷらぷら上下させてたんだが、小枝が扇子握って手首動かしてしっかり鐘ついちゃってて、えっそれこそ誰に教わったんだってな。振付はそんな細かいところまでいちいちいわないんだろうなぁ…

身替座禅の変化からすると鈴ヶ森は、うーん。
幕切れの「ゆるりと江戸で~、」逢ぇやしょ~、のあとで肩で息つかないでほしい…結局1か月近く1人でつとめてきてて目一杯感丸判りのまんまって。まあこれ、仮に交互出演が実現してたとしたら、一杯一杯なのが余計に判っちゃってそれはそれで頭抱えながら観る羽目になったんだろうけど。
この場が、通し狂言浮世柄比翼稲妻の一節なら、とてもふさわしい長兵衛なんだと思う。ごんぱっつぁーとの「仲」もそこはかとなく匂わせる雰囲気があって、その後の展開を伺わせる風情もある、んだが、何分にも単独上演。見物側が長兵衛の固定観念を持っちゃっててそれを求められる一幕。
懸命につとめてます、が見えたらもう長兵衛ではない。
長兵衛ですが何か? 的な佇まいでないとご見物衆に「長兵衛」と観てもらえない。

権八役者に3回もそんな目を見させて観てる側も辛いし歯痒いし何より権八を見せてもらえないのが悔しいし。
いや勿論今回のごんぱっつぁーに不足はない。刀の振り下ろし方がきちんと歌舞伎の斬り方でもうそこは流石と鹿。ゆったり振り下ろしているようで流れてもいないし重さもある。長兵衛に手紙読まれてるときの隙あらば、の姿勢も、必要以上に殺気立たずにそれでも注意は怠らない。流石は家の藝。
だからこそ。
20年前の権八が、今ここでどれだけの権八になっているか観たい。黒羽二重の着付けで。
先代芝翫の印象が強くて、そのあと梅玉が黒羽二重着てたの忘れてたが(tkこけら落としで鶸色着たからそっちで上書きされてたしw)、その梅玉以来黒羽二重の権八がいないというね。
うむ、松緑の長兵衛あたりでいけるんちゃうか。年末あたりどうよ←

 #…や、権八に限らず、主役の相手役をつとめるにあたっての、年代的にふさわしい「主役」がいなくなってしまったってのはね……
 #といって盛綱陣屋で和田兵衛ってのも違うよ当てが違うよ大違ぇだよ←
 #で、次に本役観られるのはいつですか???

(わすれないうちに:中国筋はおろか長崎の果てまで噂の高い。ここで長崎を挟んでるのは五大力と同じくで元がそうなん?

15357362 journal
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mujiの日記: 七月大歌舞伎

日記 by muji

一部。
月初は正直この時期に一部取ったのをちょいと後悔してたんだが(ここまで無事に公演が続けられてる保証はどこにもないしね)、何だかんだでここまで無事、とはいわずとも公演は続けられてるんでまあそれはそれで。

で。
宿直噺の後半あたりから、あー、今月って「歌舞伎」観てないな、もっとがっつり「歌舞伎」観たいな、なんて考えながら、花道でわいわいやってる蜘蛛と四天王を所在なげに本舞台から眺めている頼光を観てしまった。
頼光にそんな暇を作らせてしまう構成、何のために梅玉呼んだんだか。出番作りってミエミエじゃんか…
tk登場人物だけでいったらわざわざ宿直噺を名乗る必要はなくて梓弦でよかった訳で。五変化の役と話の構成が宿直噺なんだろうけど、筋書の上演記録で両方ひとまとめに記録掲載されちゃってるんだし、いくら「ご熱望にお応えして」っても、ねぇ。

閑話、一部と三部はレヴューかな、強いていえば。
二部とて「がっつり」観た気にはとてもなれない。
といって義太夫狂言がかかる来月や再来月は「がっつり」観た気になれるかというとアヤシいな……
とりあえず、あんどろ(そこまで略さんでも←)はもう当分出さんでええわ。飽きた。一応萬屋由縁の芝居なのにすっかりお株を奪われちゃったし(´・ω・`)

(ひとまずー

typodupeerror

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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