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mujiの日記: 国立劇場第六六回歌舞伎鑑賞教室 4

日記 by muji

六・七月は国立劇場歌舞伎鑑賞教室の季節、らすぃ。
若造ばかりかと思いきや日舞にいそしむご婦人方も団体で着物姿をアピールしにおいでなすったり、と、結局は安く観られるが為に普段の客層とそう大きく変わらなかったり。何せ前から3列目で花道に手が届こうかという場所で\3,800だもんなぁ。歌舞伎座なら3階席の値段だもんなぁ。

ということで今月の演目は「歌舞伎十八番の内 毛抜」。おまけとして亀三郎解説の「歌舞伎のみかた」付。
よもや信二郎が粂寺弾正やるとは思わなんだ。って3月時点でチェックは入ってたんで前売りゲットはそそくさと済ませてたんだが(w)、それが前から3列m(ry)とは去年の伊賀越と同条件ではないか、ちゅうことはまかり間違えば信二郎と目が合いまくりな訳で(ぉ

芝居前の解説、いきなり真横のすっぽんから出てきやがったよ亀三郎(w)終始落ち着いた語り口で好感が持てた。親父さん(彦三郎)の都合もあってか歌舞伎座よりは国立劇場で見かけることが多い気もするが、若手としてはしっかり伸びている方では。本チャンでの秦民部は自分でもいってたが年齢不相応の役だったな(w)対抗する役の八剣玄蕃が親父さんなんだから、むしろ信二郎が適任だったりもする訳で。本公演なら信二郎が秦民部てのはあり得るな。

で、主役大抜擢の信二郎。
萬屋立役の宿命として声が高い。orz
 #萬屋錦之介然り、獅童然り。歌六や歌昇はそんなでもないんだけどな。
一歩間違うと頭からすこーんと抜ける声を出しくさるのでせっかくの二枚目が台無しになることも多々あるのだが、流石に粂寺弾正なもんでかなり頑張って声を作っていた。それでも気を抜くとすこーんと引っくり返ったりもしていたが、まあ概ね合格点としておこう。ただ、普段の舞台声が高いもんで相当無理しているらしくちょっと荒れ気味だったのが気になった。今日でほぼ折り返し点、まだ先があるんだからここでつぶす訳にはいかんがね。

粂寺弾正そのものとしては團十郎に教わった通りと観た。良くいえば整った、悪くいえば遊びのない弾正。高麗蔵にじゃれかかるのも萬次郎にちょっかい出すのも、これが左團次だったら何しでかすか判らない弾正なんだろうが(それが高島屋の持ち味でもある訳だが)、その辺はあっさりとしたものだった。ただ、そもそも粂寺弾正自体がアクの強い役な訳で、その点では今回のような「整った」弾正というのは珍しいかもしれない。
それでも、アクが強くなくても信二郎の弾正はちゃんと主役に見えた。配役は推して知るべし的な面子(ぉ)とはいえ、普段なら脇役の重鎮として存在感をアピールしまくっている役者が揃っている中で、彦三郎と対等に渡り合っていたのは随分進歩したのでは。去年4月の白波五人男では他4人が大物過ぎて格落ちという感が否めなかったが(つか事実格落ち)、今回程度の配役であれば十分いけるね。早口でのつらねも噛むことなく見事にいってのけたし。まあ最後に大刀をしまい損ねたのはご愛敬(w(ぉ

にしても巳之助はもちっと何とかならんかったかね(--;)いい加減声変わり済んでるだろうにあの声じゃあ……しかも所作もなってなかったし、三津五郎は何を教えてるんだか。家庭が複雑過ぎて教えてる場合じゃないってか?(しゃれになってねー

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  • 普段なら神奈川県立青少年センターで7月に歌舞伎鑑賞教室が開催されるんで、チケットを狙うのですが、
    ホール改装中(7月開館予定)で今年の予定は未だ分からず・・・
    国立で見ておけばよかった~。

    数年前、「歌舞伎のみかた」でステージに上がるサクラ役を頼まれた事があります。
    あずきの一杯入ったかごで波の音をやりました。
    • by muji (9607) on 2005年06月15日 13時53分 (#751787) 日記
      澤瀉屋一門で四の切やりますよ>国立劇場
      市川右近が狐忠信で宙乗り。

      7月はずーっと澤瀉屋一門が歌舞伎座で興行張ってて、去年は猿之助のピンチヒッターで玉三郎が座長務めてくれたんだけど、流石に今年はそうもいかなくなったようで。彼等もいろいろ大変ですなぁ。
      親コメント
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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