mujiの日記: 第314回国立劇場公演記録鑑賞会
今日の上映は1967年4月、第5回歌舞伎公演として上演された「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」。曽根崎心中復活コンビ、二世鴈治郎と扇雀(現坂田藤十郎)が攻守交代で、二世鴈治郎が女方(おさい)、扇雀が立役(笹野権三)という、もしかしたら珍しいかなという配役。他に十三世仁左衛門、秀太郎、孝夫(現仁左衛門)など。秀太郎と孝夫、ううむ気付かなかったorz
あ、いや、上方俳優を見にいった訳ではなくw、目的は
- 市之進長女お菊:梅枝(現時蔵)
- 市之進長男虎次郎:信二郎
だった訳でwww
上演時点の年齢だと時蔵12歳、信二郎7歳かな。
当然ながら2人ともかわいいかわいい。信二郎に初舞台時の萬太郎くんの面影があったな。
時蔵は役の設定上大人の扮装で鬘が重そうだったが、驚くほど先代時蔵にそっくりだった。丸顔だったせいもあるだろう。今はむしろ三世時蔵に似てきたと思うし。
2人が同時に同じ場に立つことはなかったが、きっと裏では姉兄が弟を叱りつつ面倒を見ていたんだろう。それを二世鴈治郎や十三世仁左衛門が見守る、なんて光景があったんだろうなぁ。配役では十三世仁左衛門が信二郎の祖父役で手を引いて出てくるてな場面もあったんで、ふとそんなことを考えてみたり。
上演前に国立劇場の職員から簡単な説明があるが、最近歌舞伎で上演がない理由は判りません、といっていた。文楽では比較的上演回数が多いそうだが。話の筋がアレなのかな、と思いつつ見ていたが、そんなに時代にそぐわないというほどでもなかった。おさん茂兵衛みたいなもんだし。
ただ、大詰で権三が結局斬り殺される、というのが、上演が遠のいた一因かな。現実は甘いばかりじゃないんだよ、と判っていても、主役が斬られておしまいというのは後味悪いし。
重帷子、の意味が、見ていてよく判った。orz
終わってから展示室の「人形浄瑠璃から歌舞伎へ」展を見て、外へ出たら出待ちの一団。
五木? 玉? どっち?(笑)と思ってたらちょうど猿弥が帰るところだった。そっちかw
小劇場は完売御礼だそうだが、大劇場はどうなんだろうね。
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