mujiの日記: 新橋演舞場 壽 初春大歌舞伎
日記 by
muji
三連休の初日はのんびりしているつもりだったのに週明けのことがあったもんだからこれはあああっ! と(何がw
しかしそれで2Aと3Aが取れるんだから(流石に3Bは無理だったが)、まあ、そんなもんなんだろうなあ…
- こちらがそういうつもりで観ているからかもしれんが、義経が花道にいる間ずっと眼が潤んでて……(涙
出てきたときはそうでもないし、元々眼に光の入る人だけれども、観ていると次第に目尻の辺りまできらりと。ああこれ、左大臣様が大団円で琵琶姫の今までの行動の意味に気付いて感に堪えない表情になったときの眼と同じだよ…と、ガン見するこちらまで目頭が熱くなりそうに。
無論、きらりと光るものがこぼれ落ちる訳ではないし、発声には全く影響もしていない。それだけに余計、心中如何ばかりかと思わせるものが。ある程度の覚悟は出来ていたにしてもこんなに急にとは思ってもいなかっただろう。今後大丈夫だろうか。
それはそうと真面目にがははと笑う弁慶だこと(ぉ)真面目に取り組むのは大いに結構なんだけどまぢめ過ぎてやや稚気に欠けるのがねー。この辺もちっといい意味で不真面目になってもいいのかも。番卒のネタは相変わらず寒いしw石川遼と横峯さくらかよw
. - 3日目から芝翫休演で代役橋之助。弁慶直後に求女てえのも何といおうか。
それにしても親子とはいえ橋之助の発声が芝翫そっくりでひっくり返りそうになったよ! たまーに女方やると拵えが親父そっくりで笑っちゃうんだが(ちょw)やっぱり輪郭が似ると声も似るんだなぁ。求女自体は可もなく不可もなく、といったところか。
しかし御殿はどうもいじめの官女で落ちるんだよなorzくどくどしいってほどじゃないけど長いのかなやっぱり。疑着の相、何で印象が薄いのかと思ったら、結構同じような表情を他の芝居でもしょっちゅう見かけるからじゃないかと。顔芸の弊害がこんなところで(ぉ)他の場面はかなり抑えめにしていていいんだけどね。
. - 流石この面子だけあって初日の不安定感完全払拭。実に落ち着いた手堅い対面。
三津五郎の初日の化粧崩れの筋はやはり涙であったのか、と、今日双眼鏡で見て思った。最後の方でもほとんど汗かいてなかったから。勿論初日だったから天王寺屋云々の話は当然関係ないが、三津五郎、何かを「感じて」しまったのかもしれない。それが力み返りとあの一筋の「涙」になった、のかと。嗚呼。
今日は力みもなく無論涙もなく、それでいて若さと力感にあふれた五郎。口跡もしっかり聞き取れた。三方を最初のうちにつぶしかけちゃって形を保つのに一苦労してたけどw工藤も風格出てたし十郎も柔らかだったし朝比奈も鬼王もいうまでもないし。この面子で少将やらせてもらえてる巳之助は幸せだね。そりゃあ芝雀の虎と並ぶとアレだけどいい経験になってるだろう。
新橋演舞場 壽 初春大歌舞伎 More ログイン