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日本

mujiの日記: 国立劇場 十二月歌舞伎公演

日記 by muji

国立の花外には座ったことがない訳じゃない。二重否定。判りにくいw
とはいえ今日の席みたいにかなり前方てえのは初めて。見えない場所も出てくるんじゃないかと思ったが、今日の位置なら舞台に対する視線がそれほど鋭角になる訳じゃないし、なもんで無理な姿勢というほどでもなかったし、値上がりしたとはいえ(といっても実質2000円値上げはちょっとなあ)2等A席料金でこの視野なら十二分だな、という感じ。こういうところが国立のいいところだよねー。無機質でも地味でもいいんだよ観やすい環境なら(とかゆ

  • 位置的にゲンゴの様子をじっくり伺えるところだったのでチェック。うーん、表情以前にやっぱり動きすぎなのが気にかかる。歌昇の年相応になっちゃうんだよねえ。ゲンゴはそんなに若くないんだから。涙は頑張って流している印象。その前にどうも別のところからの水の方が先に流れてしまっている模様(^^ゞ寒いし乾燥してるし体調には気を付けて。尤も5年前も3幕目(最後の大評定)でゲンゴがとっても鼻声だったからねぇwあれだけ毎日泣いてたら風邪とまではいかなくても鼻にくるわなぁ…
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    月初に感じた内匠頭の淡泊さもすっかり影を潜めた。ただこの人油断してるとナレーションになるからなあ。それが持ち味のひとつなんだろうけど(ぉ
    多門が「見事な月じゃ」と促す場面、名場面なんだけどついついこれが脳裏をかすめて……www
     #初日に多門の「無刀、無言」を聞いてそのあと無一文無節操無責任とかいいそうになったのはしみつ。
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  • むごいことをいいおったぞ、て何?????(--;)
    今日の御浜御殿は今月一番の出来といっていいくらいだったのに(いかに綱豊卿にかかってるかでもある訳で…)、だからこそ初日以来の絶妙の「憎い口をききおったぞ」が聞けると思ってたら! 何肝心なところで作ってんだよ!!! 来月の加賀鳶にそんな台詞があったっけかなあ…(ぉ
    いやホント、その一箇所で他が全部帳消しになりかねないところだったがそれでも今日は全体的にはようやく真っ当に観ていられたかと(それもどうかとorz)。助右が熱血ながら力みすぎないでずっと来ているのもいいね。文字通りの怪我の功名か(ちょw)。そいや今日の席は助右目線だったなあ。能舞台背面の場で茂みの影に一旦潜んで、吉良と思い込んでいる相手に突きかかるところなんて助右と一緒に潜んで突きかかってる気分だった(笑)。それにしても又五郎の動きはもうほとんど普段通り。無理しないでくれよおおおう…って来月怪我以来初の踊りじゃんか! 間狂言だから大した動きはないにしてもまだ心配だなあ。
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  • 綱豊卿がほぼベストだった分内蔵助がちょっとorz場面が進むにつれてエンジンかかったけど今日もまた鼻紙入れが出てこないんじゃないかと不安になったよ。まあ、内蔵助は手の内の役だから微調整は綱豊卿よりも慣れてる感じだけど。
    今月の内蔵助の仕草で妙にかわいいというかいや江戸時代はそんなのなかっただろwてなのがひとつ。堀内伝右が乙女田杢之進とおみのと磯貝の件を語っている最中、磯貝婿入りに関して大石殿が遊女に溺れて云々と堀内がやや申し訳なさそうにいったあと、内蔵助もばつが悪そうに両膝に構えていた手を掌を上にして重ね合わせるんだが、そこで所在なげに始めるのが親指回し(爆)。ああそれ気持ちは判るけどちょっと違うんでないかい? てな。それ以外は大きい内蔵助なだけにそこだけ素が出てるようなw
    最後、切腹の場に赴くとき、眼は伏せてるんだね。ずっとそうだったかな。
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    ゲンゴチェック席ということは無論磯貝チェック席でもある訳で。でも今日はおみのに一番近かったんで詰問のところは上手方面に意識が飛ぶのを磯貝のように抑えつけてwおみのチェックしてみた。ふむ、そこではそれほど大きく表情は変えてないな。むしろその直前、磯貝が呼ばれると判ったときの方がどかんと感情が出てる。
    ただ、表情はそれほどでもないが、直後に万感のため息が聞こえてきただけでおみのは嬉しゅうござります、じゃなくてwそのため息が聴けただけでおみのに関してはもう満足。そりゃKY過ぎるほどKYだよ勝手に元雇い主(自分が雇われてた訳じゃないけど)の屋敷に上がり込んで一番くそ忙しいであろう大石とっ捕まえて自分の要求呑ませて彼氏巻き込んで挙げ句人んちで勝手に自決するなんて。とはいえ、それっておみのの「初一念」なんだよね結局は。内蔵助だっていくら上使が来ようとおみのの要求を徹底的に突っぱねることも出来た訳で、それをしなかったのはそういう筋だから、てんじゃなくて(ぉ)内蔵助自身が初一念をテーマにしているからにはおみのの「初一念」を無碍にする訳にもいかなかったんでないかな。むしろ、おみのがそれだけ自分の「初一念」を貫き通したからこそ、内蔵助も磯貝も「初一念」を改めて見つめ直すことが出来たんじゃないか、と。
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    「初一念」を見つめ直せたから磯貝は泣く一歩手前で留まったとも思う。花外から見上げる磯貝の潤んだ瞳が照明効果もあって美しい輝きだったのが今日は特に印象的だったが、そこでの表情は(今月ずっとそうだけど)泣き顔ではないんだよね。錦之助の筋書インタではないけれども、殿様の元に赴ける、と同時に、おみのとの道行が待っている、という、澄み渡った心境。
    しばらくは上演もないだろうけど(そんなしょっちゅうやらんでもええてw)、正味5回目(爆)の磯貝、またの機会に観たいものだ。いや今月あと1回観るけど(ちょw
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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