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日本

mujiの日記: 四天王寺の聖霊会 舞楽四箇法要

日記 by muji

国立劇場第七一回雅楽公演は四天王寺で毎年4月22日に行われる聖霊会をまんま持ってきたもの。
宗教行事だから本来は現地だけで観られるものであるべきなんだろうが、重要無形民俗文化財に指定されている以上こういう形で記録を遺すのもやむなしか。おかげで多種多様な舞楽を目に出来る訳だけれども。

単なる舞楽演奏会ではないので、ちゃんと然るべき位置に一舎利(太子供奉)と二舎利(仏舎利供奉)がいて、三綱(執行責任者)もいて、てな。
プログラムにあるそれぞれの式次第は単独で行われるものもあるが、かなり同時進行で奏されていたので敢えて列記しない、つか出来ないw雅楽(舞楽)関係だけ挙げても、

  • 振鉾 三節(雑楽)
  • 蘇利古(高麗壱越調 右舞 五人舞 平舞)
  • 十天楽(壱越調 唐楽)
  • 承和楽(壱越調 唐楽)
  • 賀王恩(太食調 唐楽)
  • 師子(壱越調)
  • 迦陵頻(壱越調 左舞 四人舞 童舞)
  • 長慶子(太食調 唐楽) #ここで一舎利と二舎利が退出
  • 太平楽(太食調 左舞 四人舞 武舞)
  • 蘇莫者(盤渉調 左舞 一人舞 走舞)

と、これだけ多岐に渡る。長慶子のあとに20分幕間が入ってトータル3時間超なのもうなずける。

法要と併せてどれも興味深く観ることが出来たが、中でも蘇利古と迦陵頻が観られたのが収穫。迦陵頻は一﨟に相当する子がよくなかったけど。多分、一番大きかったから年長だと思うけど(それで一﨟だったんだろうけど)、一番落ち着きがなくてじっとしていられなかったのがねー。なもんで舞っているときはもっぱら二﨟の子を観てた。蘇利古の五人舞は四天王寺ならでは。両手を広げる振りがちょっと変わってて面白い。
(現在では)民間でこれだけのレヴェルで遺すのもなかなか大変だろう。特に童舞は今後どうかなー。なり手がいないと今日みたいなレヴェルの子になっちゃうだろうしなー。

そうそう、振鉾と太平楽のとき、舞人が持つ鉾は、舞台中央奥に立てられているものをちゃんと仕丁(プログラムでは鉾持とある、けれども格好は仕丁そのもの)が一対一で舞人に渡すんだよね。太平楽だと舞人が鉾持から渡された時点で出手ならぬ「鉾取る手」を舞ってから登台する。宮内庁楽部に代表される舞楽演奏会だと舞人は鉾を持って登台するのが普通だからとても新鮮な光景だった。

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