mujiの日記: 国立劇場 十二月歌舞伎公演
今日が一応今年の観劇納め。
当初危惧していたより観られる内容になっていて(ちょw)国立を観劇納めにしておいてよかったなあ、と。
そうはいっても最初のはやっぱりねぇ…そりゃあ序盤からすれば若手3人とも今自分が出来得る限りのことを出そうとしているのがよく判って、しかもかなり出せている感じで、それが清々しくていいんだけど、でもそこまでなんだよねぇ。登場人物と実年齢が近いからまだ観ていられる感じだけど、これ、置き換えようと思えばメイン3人は次男坊トリオで出来る訳で(右衛門七は赤穂浪士からいったら錦之助に回したいところだけどそこはまあ又五郎だよねえw主税が錦之助、お美津が芝雀ということで)、でもそうなるとこの話の台詞の生硬さがむしろ浮き彫りにされちゃって観てられなかったんじゃないかと。
観てられないといえばここまできて鼻濁音の改善が僅かに隼人に観られた(音だから聴かれた?w)くらいってのがねぇorz歌昇の場合は親が出来てないのも痛いよなー。又五郎はあの年代で出来てないとなるともう難しいだろうし、だからこそ歌昇は今ちゃんと直しておかないとってヤツで。そういえば米吉の「ばあや」の発音もちょいと気になった。「ば」にアクセントが来るのが普通だと思うが、今回の米吉の発音は「ば」が若干低くて「あや」がやや上がった形。誰に教わるとそういう発音になるんだろう。
まあ、それよりも何よりも、討入前夜なのに雪が全く積もってないところからしてもうね(ry
弥作の鎌腹はもし今後出すなら五・六段目と同じ日に出すのも一興かと。大道具ほぼ同じで済むかもしれないし(そこかw
話の流れが判ってると樒代わりの大根が笑えないんだよね…ホント、面白うてやがて哀しき、だから。痛烈な皮肉も込められてはいるけど。
七段返し、大道具がここまで準備出来るところでないと無理だろうなー。ということは結局、とりあえず復活上演させてみましたってな国立の自己満足に終わってしまう訳やね…そんなんばっかやん。
今日は比較的前の方で観ていたので、平右衛門がどこまでヒトの気配を消しているかに注目してみた。具体的にはおかるのクドキのときに上手に向かってうつむき加減で座っている様子。最初に観たときは上手から観ていたので、あー、ここでは目開けてるのか、とか思ってたんだが、それからの進化振りが凄まじいものすらあったのでもしや、と思って観ていたら。
観ている限りでは瞬きしてなかったね…というか、動いているときも極力しないようにしていた。おかるが案外瞬きしていたんで、これは…という感じ。何というか、ポテンシャルの高さが思わぬところで現れるというか。人間に戻るタイミングもおかるの方が若干早くて、そこまで徹底して人形振りか平右衛門、てな。
うーむ、今回だけで終わらせるのも勿体ないんで、今度是非櫓のお七にチャレンジしてもらいたいものだ(無茶www
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