パスワードを忘れた? アカウント作成
10836713 journal
日本

mujiの日記: 歌舞伎座新開場一周年記念 鳳凰祭四月大歌舞伎・幕見

日記 by muji

「提灯の火を、借りに行こうか」
とは上手いですなあ。
今日みたいなときに備えて用意してるのかな(ぉ

…てなイレギュラー対応が観られたのは永代橋の場の幕切れ。
すんでのことに、と源七がいったところで風音が入って、小田原提灯を持ち上げたところで柝が入って
「提灯の火を、消すところだったよ」
という場面。
忠七の身投げ未遂にひっかけた台詞な訳だが、ここで今日は提灯を持ち上げた拍子に火が消えちゃったという!
わわわ縁起でもないっ、と思ったら歌六がさらりと冒頭の台詞でつなげて、おお流石だなと。
意味的にはつながるかどうかギリギリの線だと思うが、本火を使っている以上避けられないアクシデントだろうし、対応は頭の片隅に入れてはあるんだろうが、そこで何の不自然さもなくさらりと出てくるのは百戦錬磨の役者ならではだねえ。
 #またこういうのに出くわせるのも楽しみのひとつな訳でw

中日を折り返して話の流れもスムーズになってきて、役者もそれぞれの色を存分に魅せるようになってきて。
勝の表情がホントに豊かになってきて、ただでさえ目が離せないのにもう観てるのが楽しくて楽しくてw
源七が交渉に来ているときの半ば見下した眼つきはそのままで、新三に金包みを渡したときの値踏みするような興味津々の顔、それが新三の勘定に合わせて次第に元の見下した眼というか更に馬鹿にした顔つきになったりとか。そんなだから臨戦態勢に入ったときも負けることを全く考えていない風だし。それが家主が来ると最初からしっぽ巻き加減だもんなあ。余程弱みを握られてるのかw横丁の子守っ娘の件だけじゃなさそうだな(爆
表情が豊かといえば、もう確実に何かしてくるだろうと思われたおかく。長兵衛内で善八から財布を受け取って、お手玉するように内心うはうはと重さを確かめながら長兵衛に渡したり、その金子を長兵衛がちゅうちゅうたこかいなで勘定し始めたのを背後から長火鉢経由でじわじわ眺めに来たり。そうこなくっちゃw
家主は家主で…んー、そうだなあ、かなり愛嬌を抑えてるのはいいとしてもちょっとがなりすぎかなあ。ややうざくなってきた感。初日近辺の方がよかったかも。なるほど、バランス難しいね……

この議論は、muji (9607)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

読み込み中...