mujiの日記: 予習でも復習でもないんだが
いやはや、まさかきしきゅんがやらかすとは思ってなかったんで見始めるのが遅くなった上に間に深川奉行挟んだんで今後半部分見てたりするんだが。
まだ歌舞茶があった頃に放映されたのを録ってもらった「人間万事金世中」。2003年4月歌舞伎座での上演。
黙阿弥全集第13巻収録。髪結新三収録の11巻と一緒に借りてきて映像を見つつ読み合わせしているところ。ほほう、大分手は入っているものの無理のないカットだなあ、て感じ。たかだか10年ちょっと前なのに、これだけの補綴が出来る人って今いるのかなあ(禁句w
で、そう、10年ちょっと前なのに、主な出演者で今はもう観られない人々が4名も。鬼籍に入った順に、坂東吉弥、松助、富十郎、吉之丞。
まだ観初めて間もない頃だったから、坂東吉弥は実質このときくらいしか観てなかったはずだが、今改めて見ていると、ああ彌十郎と兄弟だよなあと。声質は彌十郎の方がよりハスキーだが、ちょっとした言い回しがよく似ていたりして。吉弥といい松助といい、長らえれば今ほど何を出しても同じような顔ぶれにはならなかっただろうにねぇ…それこそ吉弥は髪結新三の家主に相応しかったんじゃなかろうか。
富十郎はいうまでもなく、吉之丞はこの手の強欲婆も実に上手かったこと! 決して下品にはならず、それでいてがめつくいぢわるって、今出すとしたら適任者いるかなあ……
と、改めて見ていて、これだけ面白い話なのにまた上演が遠のいちゃってるってのが残念でねえ。当時でも客席からかなり笑いが上がっていたが、今出すとその辺どうなんだろう。却って叩かれることになる可能性も…生々しすぎるとかいわれそうな。
んー、そうはいっても、播磨屋あたりが辺勢やらないかなあ。五郎右衛門と宇津蔵は11年前と同配役で。あっ、勿論林之助も11年前の人でね!www
#それ一番大事!(笑
や、11年前ともなると、軒並みみんな若いなあ、て感じなんだが(殊に娘役の2人、扇雀と孝太郎の声が若いこと!)、林之助の中の人が声といい台詞回しといいほっとんど変わってないのが驚異的でね!(爆
#台詞回し変わってないってそれもどうかと…www
#黙阿弥というより新歌舞伎と化してたからなあ特に二幕目第二場。今ならどう演じてくるかな。
戦後の上演が今のところ4回だけなんだが、強欲婆の辺勢妻おらん、上演順に多賀之丞・芝鶴・吉之丞・竹三郎がつとめてた。
そうか仮に今出すとしたら竹三郎かな。しかしこの顔ぶれ凄すぎるwwwこれくらい曲者(褒め言葉)でないとつとまらない役どころってことだよね。
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