パスワードを忘れた? アカウント作成
12560543 journal
日本

mujiの日記: 国立劇場 十月歌舞伎公演

日記 by muji

今まで観てきた国立劇場での歌舞伎公演で一番の不入りは塩原多助だったと信じて疑わない訳だが(何しろ実際に目の当たりにしたからね)、あれは平日夜公演だったからそのハンディもあった、ともいえる。一応。
然るに今月。土日でもガラガラとは聞いていて、いやー塩原多助には負けるでしょ、と思っていたが、うむ、確かにガラガラだった。週末公演てのを考えると塩原多助並みの不入りかもしれず。

だって座頭に求心力がないんだもん……

いや三津五郎になかったとはいわない。敢えて。話も圓朝の人情噺だしあれが不入りだったのは地味だったから仕方がないとはいえ今にしてみれば残念。
ならば今月はどうかというと、話はアレだし、刀の詮議のいきさつを付け加えたところで所詮付け加えただけのものにしかなってないし(これは例によって国立補綴の(ry)だろうな)、ぴんとこながぴんとこなじゃないっていやそれどうなんだと。万次郎はつっころばしだったというに。つか高麗蔵この座組だと本領発揮ってヤツ? それとも地力の発揮?
追いかけの場も錦弥が往年の身軽さを発揮して階段使わずに舞台からぽーんと通路に飛び降りたのが目を引いた程度で(そいや客席にちゃっかり座ってかくれんぼしてたなw)、亀鶴が今日の研修発表会で中村亀鶴って役者が主役やるらしい、でもあんなの応援しても、云々と捨て台詞を吐くのが全然はっきりしてなくてド上手側まではほとんど聞こえてきてなかったし。その発声と口跡はまずかろう。所用で研修発表会まではいられなかったがどうだったんだか。で、梅蔵のチャリ場があまりにがんじろはーんとかぶってなあ…丸っこいとあんな発声になっちゃう訳?
そのがんじろはーんは太々講から。錦吾がフツーにつとめているのを観てああやっぱり先月は(ry)と思うなど。太々講、国立や歌舞伎座みたいな間口の広い小屋で出す場じゃないね…上方狂言にはそういうのが多いような。ある程度濃密な空間でないと面白みが半減する芝居が多い希ガス。
そして一番演じられているはずの油屋がなあ……ヘタとはいわないよ万野。でもこの役をあの一本調子でやっちゃあねえ……お紺に回るべきだったよなあ。がんじろはーんの手前壱太郎お紺なのはある意味必然だとしても、貢とお紺と並ぶと「帯屋?」とか思えちゃうのはもうそこで既に、ねえ。

ま、あの客席の入りじゃあ、役者もやりづらかろうて。多くは求められないな。

(とりあえずー、なのか?

この議論は、muji (9607)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...