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日本

mujiの日記: 国立劇場 十二月歌舞伎公演

日記 by muji

えいえいおー!!!

ということで明日はこの3か月間を1日で振り返るべく文楽通しなので取り急ぎ。
 #だからこの3か月間まともに書いたのがどれだけry

八段目は本文に即した母娘のみの道行。可内が恋ダンスを踊ったりはしない←
 #日舞なら普通にある振りなんだけどねぇw
児太郎が懸命に背を盗もうとしているのはよーーーく判る。判るだけに、それならば膝が目立たない着付けにする工夫がほしい。出尻なのも目立って興醒め。歌舞伎座と掛け持ちでどちらも舞踊なだけに月後半でよくなってくるものと思いたい。

不安材料しかなかった九段目。
プログラムの「出演者のことば」で、その不安材料の筆頭たる笑也(わあそこまでいうw)が

国立劇場開場五十周年記念の公演に、歌舞伎俳優研修の第五期修了生として出演できます事は、大変有難く嬉しい事でございます。

といっていて、つまりはそういうことなんだな、だから敢えての笑也だったんだな、と。
最初の銀鼠の衣装が銀鼠に見えなくて灰紫っぽい色合いだったのは照明のせいか。国立もLED導入したっぽいしなあぐぬぬぬぬ。で、その着付けが胸元の襟合わせそんなに開けるか武家女房で? てな感じで。黒に着替えてからはそこまで開けてなかったので意図的だったか着付けのときにしくじったか。相当神妙に慎重に進めていたのが「御無用」でおじゃん。あれじゃ若い男の声。これからどこまで"武家女房"に迫れるか。
まあそりゃあドブキトリオの最右翼だった訳だし2日目だしね、といいたいところで、魁春も決して器用な役者ではないということに気付いてしまったり。いやいいんだよ戸無瀬で。お石の方がもっといいんだろうけどそれだと戸無瀬誰だよって話になっちゃうし。でもね、刀の扱いひとつにしても、まだまだ段取り追うので手一杯てのが見えてしまうのがどうにもこうにも。とはいえ笑也と比較しては魁春に失礼という箇所も随所に。当たり前っちゃあそうだけどね。
段取り追うので(ry)てのは錦之助も同じこと。それでもこの3か月の役の中では一番スタートラインに近かったかと、ってスタート切れてないのか(爆)例の障子外す件も下げ緒構えて極まるとこなんざもっと俺を観ろオーラ全開で差し支えないのにいつもの控えめオーラ全開だし。前髪役は随分久々だなあ、と見れば、所謂つかみ立ての前髪や舞踊演目でない純然たる前髪だと2011年5月、敵討天下茶屋聚の早瀬源次郎以来ということになるのか。マジかそんなにやってなかったか。うーむ、それなら冒頭由良さんを出迎えるところの発声がかなり無理して作ってるなーってのも判らなくもないな。あれっこんなに高音域出すの苦労してたっけ、てくらい。ただ、由良さんと二人きりになって雪玉の会話になると青年武士の声になる。少年、とまではいかないのは致し方ないが、とてもきっぱりとしていて由良助の嫡男にふさわしい態度。その直後の雪玉を裏庭へ転がしていく件、最初手で押して動かそうとして冷たさに思わず両手ハーしちゃうのは元服前の少年以外の何者でもなかったが。竹箒熊手使うなんてええいこの軟弱者ー萌え死にさせる気かーいいぞもっとやれーw

十段目、さしもの歌六ですら苦戦しているか。今月の優秀賞間違いなしと踏んでいたが今日時点ではビミョー。
つか何で「ごんす」??? 国立特設サイトでもプログラムでも上演台本でも、何より本文が「ござる(ぞ)」だよ???
そこを敢えて堺の商人なのに田舎言葉っぽい「ごんす」にした意図が掴めない。名台詞を変えるのは冒険というより暴走に近いかと。当人がよかれと思ってしていることだろうからそのままになっちゃうんだろうがこれは元通りに直してほしい。まあ十段目の次回上演はまた数十年後だろうが←
高麗蔵のおそのが髷を切られてうろたえるところ、切った髷をそのままくるんで懐にしまえず一旦落とした大鷲文吾。締まらん……

十一段目。
や、個人的にはくっそ盛り上がりましたよ内心で。
親子焼香をこの目で観られるありがたさ!!!1!
重太郎も立派に一番槍つけて一の焼香を果たしてたし(その前に広間で誤って春斎手に掛けちゃうのまであったけど)、もうね、平右衛門があんなに泣かせるとはね!!!。・゚・(ノД`)・゚・。
でもしんがりで花道下がるときにかけやに縞財布がぶら下がってなかった!!! 何で! 焼香だけで勘平成仏すると思うてか!(ぇぇぇ
……ええと他にも、つか他はかなり納得のいかない十一段目だったのでいずれまた←

(どこが取り急ぎだ…

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