mujiの日記: 復習がてら
日記 by
muji
昨日は幕見待ちの時間潰し用に黙阿弥全集第18巻を持って行ってたんだが待ち行列では隣にいた人に話しかけられて雑談してたらあっさり時間が過ぎていったというw
それだけ、という訳でもなく、目の前で上演してるのと全集収録のとどの程度違うのか、をつらつらと手元で眺めたりもしていた。復習ってほどでもないけど。
カットされてるのは承知だったけど思ったよりも随分ばっさりやってるね…上演されている場面でも台詞が大分整理されている。かと思えば、例えば徳太郎ストーリーが一切ない分、牢屋で唐突にお辰徳太郎の心中未遂話が出てきたり、それに絡んで原作にはない徳太郎からの富蔵への差し入れのくだりが追加されてたり。
なまじ原作に目を通しちゃうと、その辺わざわざ補綴しなくてもよかったんでないかななんて思っちゃう。何しろ現行上演だと序幕の一瞬しか出てこないんだし、その一瞬出てくる若旦那が筋書読んでなくても徳太郎と認識出来る見物もそれほどいないだろうし、その程度の存在感しかないのがいきなり名前だけ出てきて恩義のある富蔵に差し入れするって何のことやらって感じで。しかも差し入れた唐桟は着てもらえない訳でそりゃ徳太郎気の毒なってことにもなっちゃうし。
#着付けは唐桟、帯は博多、は原作にも出てくる場面。
#富蔵もそりゃ牢名主の方に義理立てするだろう。
四千両に限らずだけど、黙阿弥作品で脇筋が割愛されてるものの脇筋だけ復活上演したら目先が変わってそれなりに面白いんじゃないかな。河内山と直侍の例もあることだし。
#いや多分成功例はそれくらいだと思われ…
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