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日本

mujiの日記: 国立劇場 三月歌舞伎公演

日記 by muji

中日も過ぎた。劇評もぼちぼち出始めた。
劇評といえば、保氏が挙げた翌日が先週の休演日明けだったんだが、襷の使い方を指摘されていた米吉が岡崎で早速変えてきていて結構気にしいなんだなと思ったものだが(家に戻ってきてから襷を使うクドキまでずっとかけっ放しだったのが戻ってきて落ち着くとほぼ同時に外して帯に挟んだ)、今日は花道に出てきた時点から襷は既に外してあって帯挟み状態。そりゃそうだ、店に出ている訳じゃないしまして雪が降ってきているんだし、ずっと襷を掛けている方が不自然ってもんだ…ってところは自分なりに気付いたのかもしれんが、そもそもの襷ずっとかけっ放しって時点で誰か指摘する人はいなかったのかね。ホントに誰も何もいわないんだねぇ……

っていきなり岡崎からだしwやー、今日も今月観た覚えのない場面がいくつかあったよorzそれでも気が付くと意識が飛んでたよorzううむ、今月の残りの見物で果たして全部観ていられるかどうか←
誰の劇評だったか定かではないが、岡崎を動かしているのはおつやだ、という内容の一文があってなるほどと。他意は全くないのに、おつやが取った行動で物語が大きく転がっていく作劇の妙。他意がない分、一番残酷なのがおつやの行動かもしれない。東蔵も足下がおぼつかないことが度々で、殊に段差の昇り降りでは観ているこちらがはらはらすることもしばしばだが大丈夫か。老婆役だからというふらつきではないような…

行家屋敷、塵鎮で語る京蔵と京紫、おや京紫の発声がヘンだ。口にものを入れたままもごもごいってる状態だし若干声も出しづらそうだったし。えええどうしたんだこんなの初めてだ。見た目は特に変わってはいないが一体何があったんだろう…藤川新関でもやはり同じ状態。歌舞伎座掛け持ちで何かあったか。
藤川新関といえばその塵鎮で会話している旅人は京紫の他には吉五郎と京珠。茶店で一服して出立して、関を抜けるときに珍しく捨て台詞っぽい会話をしていて、どちらへお泊まりで、岡崎に宿を、なんてなところで吉五郎が「岡崎の名物は味噌!」…関係者来てた?w
スケベな助平(名は体を表す)、水かけられて気が付くところで初旬(と上演台本)は「虫が起こった」っていってたけど、今日は「気が回った」っていってた。休演明けの先週も確か気が回っただったような。ふうむ、何か意図するところがあって変えたかな又五郎。それか前回台本がそうだったとか。
いい回しがちょろっと変わっているという点では大詰の破れかぶれな股五郎、かくなる上はっていってるね。上演台本はそう聞くからは。ここはもしかしたら2日目に破れかぶれまくってた(なにそれw)ときから既にかくなる上はが規定だったかもしれない。あ、そうか、だから「上は」が一緒なもんでいでこの上はになっちゃったのかな←

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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