mujiの日記: 四月大歌舞伎・幕見
吃又2回目。
発売開始時間から30分ちょい経っていた時点で十分座れる番号。最終的には立ち見が出ていたが、日曜とはいえまあそんなところかな。
修理之助、出だしの声のトーンはそのあたりで落ち着いたか、というところ。青年武士の声。前髪ならもう一声というところだが初日の違和感はひとまずなくなっていたかと。虎が出た、と聞いて一笑に付すところなどすっかり若輩者だし、将監が出てきて畏まるあたりも幼さすら感じさせる風情。加えて、ざわつく百姓達を手は見せぬぞと一喝するときの姿勢、ふと観れば棒を構えて踏み出した左足の拇指がちゃんと立っていて、わあこんなところでも若さを見せているとは、と思わず目を見張る。またそのときの下駄の突っかけ具合が江戸前でねぇ普段からやってるからこういうところでもさらっと出ちゃうんだねえとかw
#何も江戸前とかじゃなくて単に庭先へ出向くだけなんで突っかけなんだと思うけど。
ひとつひとつの仕草が何しろ丁寧で、先代からも天王寺屋からもいわれてきた「品よく行儀よく」を実践し続けてきてここまでになっているんだな、と。最近はそこから更に一歩踏み出した感があるし、今月の豊かな表情を観ていてもそう思うが、それでも「品よく行儀よく」から踏み出していてもはみ出すことがないのは立派な個性では。なるほど、保氏が今月の評で「錦之助一代の傑作」と大絶賛しているのもむべなるかな。
#でも厚化粧wまで指摘してるのはwそうかなあそこまで塗ってるかなあ。
#若作りって点では目の周りの仄かなぼかしが効果的だけど。
虎を書き消す筆、初日も今日も手にしたのは筆の穂全体が白かった。少しだけとはいえ穂先に墨を含ませているから洗ったとしても新品同様にはなりにくいかと…毎日洗って糊付けしてるとか?(^^ゞそしてその印可の筆を我がものとして納めるときに一旦懐紙で穂先の墨を拭うんだが、初日も今日も懐紙を出し入れするときに懐から手ぬぐい落としてたのがどんなに深化しようと変わらぬドブキwその手ぬぐいで筆くるむのも穂先は出したままだから、意味があるんだかないんだかよく判らんのだがwあ、でも、くるんでから一旦黙礼して膝の上に置いてて、その黙礼は10年前にはしてなかったんじゃないかなあ。ためつすがめつ嬉しそうに筆を眺める仕草、膝の上に置いてからも嬉しさを堪えきれない風情、そういうのが「品よく行儀よく」から踏み出していてもはみ出してないなあと思わされるところ。
#「龍」じゃない書き消し。ちょっと思い当たるのがあったが今日観てたらそれじゃなかったorz
#多分二文字を同じ位置に書いてる。最初の文字は何となく判ったが二文字目が判らぬ…
(つづくー
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