mujiの日記: 松竹大歌舞伎(東金文化会館夜の部)
といっても最後まで観てると東京方面のバス最終便に間に合わないという←東金どんだけ!
なので口上まで。
#まあどっちにしても口上までで用は済んでるし(ぉ
昨日の府中で、キャリアの差、ということを改めて考えてみて。
そして今日の東金。三人猩々を観ていて、そうだよね、あるよね、と。
そりゃあって当然な訳だが、これまではそうはっきりとは見えていなかった、いや、見せつけていなかったような。浅草でさえはっきりとはしていなかった、つか浅草はニン違いの役だったから自分のことで手一杯だったのかもしれんが←あるいはこちらがそういう観点で観ていなかったからかもしれないにせよ、やはり違うな、と。
中肉中背、どちらかというとやや細身の錦之助なので、スーツ姿なら橋之助や福之助の方が体格的には大きいはず。確か二人ともシン・シカンと身長はそう変わらなかったはずだし(すこーし低いのか。にしても錦之助よりはやや背は高いはず)。
ではあるが、舞台で三人並んで控えている姿、明らかに錦之助が大きい。どっしり構えている風でもないのに若い二人より見栄えが大きい。身体の使い方なんだろうなあ。公共ホールは照明が歌舞伎に即していない場合もあって、そのせいかまた老けた? と見えてしまった錦之助の表情ではあったが(先月あれだけ消耗してたしね…)、それでも三人並ぶと極端な年齢差は感じさせない。なのに大きい。隠しきれない品と風格(いや隠す必要もない訳だが)。その辺はキャリアの差だけでは片付けられないような…
んーでもなー今回の振りやっぱり笑っちゃうよーひとりだけ本舞台残って幕ってw何だよこれから酒売りとよろしくしちゃうのかよ、ってそれは先月の弾正!←
#あー、梅花一人に見送らせる訳にはいかないってことか…うーむ。
口上の並びは昼の部のエントリの通りだが、挨拶順は差配の梅玉→錦之助→橘太郎→高麗蔵→歌六→扇雀→シン・シカン→橋之助→福之助→シン・シカンが引き取っての梅花紹介→梅花→締めの梅玉。なるほど、梅花は梅玉から紹介する訳じゃないんだなそういうことか。
なるほど、といえば、口上の文言、最後に「お願い申し上げます」の人と「お祝い(orお慶び)申し上げます」の人と、おおよそ二通りあって(いい回しはもっと丁寧になる)、今回は「祈念申し上げます」もあったりしたが(歌六)、これ、どちらで口上を締めるかが人によって結構明確に分かれてたりする。なもんで、今回は、今まで「お祝い(お慶び)」だった人が「お願い」になってたりするんで、ほほうこの座組だからかあるいはそういうことなのか、とか思ったり。
あと、女方の拵えが梅花含めて3人いるのは割と珍しいかな。扇雀と高麗蔵。高麗蔵は團十郎茶の裃で女方の拵えというまず観られない姿。珍しいといえば橘屋の裃、少なくとも私は生で観たのは初めて。鴇色というかサーモンピンクというか、和色大辞典なら深支子が近いかなと。これを羽左衛門が着用していたかは知る由もないが、そもそも橘屋が口上に列座したこと自体かなり久々なのでは。これは貴重なものを…
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