mujiの日記: 山海経
意外なことに山海経そのものをネタにしたエントリがなかったというねw
てな訳で赤い海中生物こと猩々由縁の山海経。由縁か←
古代中国の山岳信仰ガイド兼動植物図鑑兼、ええとそれ以外にもてんこ盛りのざっくりいって旅行ガイド。
手元のテキストは平凡社ライブラリー収録(34)のもの。1998年9月28日初版第9刷。初版第1刷は1994年1月なので既に20年以上経っているもの、というか、更に元を辿れば1973年6月初版の中国の古典シリーズ(4)収録なので軽く40年は経過している代物。や、原文は一番古い箇所で紀元前、戦国時代に成立したとされてるんでもう流石は4千年の国。
で、猩々、山海経ではいきなり南山経のとっぱなに出てくる。食べるとよく走れるらしい。何でも喰らう中国らしいw
#表記は狌狌(けものへんに生)。
海内経に出てくる猩々はこの表記(猩猩)。南山経も海内経も他のいきものに比べるとあまり詳しい説明はしてないが、人のようであることはどちらにも書かれているので、そこがオランウータンとされている由来であろうなあ。
ただ、南山経も海内経も「緋」の表記はない。どの辺から赤くなったんだろうね。
歌舞伎での猩々の拵えは能での拵えを元にしているのがよく判るが、能の赤頭、毛が真っ直ぐなのは海から上がってきたことを表している、つまり濡髪なんだそうな。歌舞伎のはシャグマを流用していると思われるが濡髪って設定は特になかったようなw
今月の巡業のは公演DB掲載分にはない(実質初の)三人猩々だが、能だと宝生流の小書で七人とか観世流の大瓶猩々で五人出てくるとか、ちょっと舞台面想像するだけで笑うしかないってなwしかも能だと猩々面つけてる訳だからいやそのw
#7人いたら面つけてようがつけてまいがアレだわな(何w
#歌舞伎でも過去に6人出てきたのがあったが巌谷槇一作の「若春祝猩々」てことなんで大瓶猩々みたいなもんか。
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