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日本

mujiの日記: 芸術祭十月大歌舞伎

日記 by muji

インド歌舞伎。
あ、いや、正しくは「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」。

序幕こそそれっぽい金ピカ衣装に光背背負った神々(天部、というと若干語弊があるが役名がほぼ天部になっちゃってるからなあ)が大序よろしく人形身で始まるもののあとはとても和風の印度。

…はっ、そうか、和風の印度ということはインドカレーだ!!!←

ええとその序幕で左右から下がっていた燈籠に重ね扇に抱き柏紋が入っていたが果たしてどれだけの人に気付かれたか。もうその時点でインドカレーだよね。和印折衷。ついでに何でマハーカーラは序幕しか出ないのか。大詰は代わりにヴァイシュラヴァナが出てきてたが要は政治的配慮か←
 #いくら隠居名だからって楽善の使われ方があれってな。
 #つかマハーカーラとシヴァが一緒にいるってのもね、ってこまけえこたぁいいんだよ状態?w

それと、PA通した音はもううんざり。
生音も歌舞伎の一構成要因なら最近の歌舞伎座は自らそれを投げ出して書き物でない歌舞伎でさえも歌舞伎でなくしている。それに歌舞伎座のスピーカはろくなもんじゃないんで音のずれが結構判っちゃうんだよ…ホント、1階中央で観ること*だけ*に配慮された小屋だなあと。3階席は客じゃないから音響はどうでもいいんだね?
音楽ももっと印度に寄せたかと思いきやあれなら師匠にパーカス任せた方が余程印度らしい音造りをしてきたんじゃないかと。スチールドラムは印度ちゃうし打楽器使ってるといってもタブラ使ってないし…

と、思っていたよりも印度味が薄くてそんなもんかー、と。
あとね、12年前は従者だった松也が大詰で主役と二人きりで歌舞伎座の板の上にいるなんて、と、あれこれ思うところもあって遠い目になってみたり…

(とりあえずー

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