mujiの日記： 新春浅草歌舞伎

日程の都合で今日がすらど歌舞伎部活動になってしまった訳で。
総勢6名、参加の皆さまお疲れさまでした。いろいろラッキーではあったけどw

お年玉は米吉。以前から正月ネタにしている「我が家では七草がゆに砂糖を入れる」。これを話題にすると必ず(客席が)どよめく、ってまあねえ。でも今は入れてないとかいってたしwで、その話題を振るためにまずは七草がゆを食べてきた人、と客席に手を挙げさせたら少なくてびっくり。2、3割いたかいないか。こういう風習ってホント廃れてきてるよね(´・ω・｀)
あとは例によっての独擅場トーク。相撲協会の話から引窓の話へ持っていって(自分が出てることもあるけど)「夜の部もご覧ください！」…いや、だからね、動画でも正しくいえてた方が少なかったけど第一部と第二部だから浅草は。初めての人が戸惑うよ？
　#上置からして昼の部夜の部いっちゃってるしなあ、って多分気にしてないと思われ←

それにしてもまあ、初日から6日目でこれだけ出来具合が変わってくるって、いまどきのわかもの(死語)の対応力の高さはどうなんだと。隼人も松也もある程度自分のイキに落とし込んでてかつ教わった通りを踏襲するところはしていてちょっと感心してしまった。
隼人は松緑の悪いところ(の写し)が随分改善されてたもんなあびっくり。初日は張り切りすぎたせいもあるだろうが息上がってるしブレスノイズはひどいし、だったのが、息も上がるとはいえそれほど気にならないように見せてたしブレスノイズはなくなってたし。生真面目すぎる狐忠信、という感じがしなくもないがそこは浅草だから。
松也も随分自分の間で台詞いうようになってきたかと。あんまり間を取りすぎてもって感じだったので。うーん、ただ、うたってはいないよね。真山節にはなってない。そこで自分に酔う如くうたってみるくらいでもいいと思うが、つかそれでないと新歌舞伎出した意味があまりないような。白石先生その辺も御指南を(違w
ええとその白石先生。初日は出てるかな。個人的にはまだ何か納得いってないんだけど、ってやっぱりあの泣き方がなあ。今までの勘解由はそんなに大仰にしてたかなあ、てのがどうも引っかかって。ただ、初日で感じられた着地点捜索の気配は無事見つけられた模様。そうなると綱豊卿の悩みを、ぽん、と胸を叩いてがっしり受け止めてひとつの指針を示す、という、動画コメントではないが相談役ならでは、という雰囲気が見えてくる。トーンもその辺で落ち着いたかな、というかなり落としたところでいくようだし。
がっしり受け止めて、とはいうものの、真山青果設定では綱豊卿41歳勘解由46歳なんだよね。綱豊卿が内蔵助の話題を出したときに、自分よりやや年上の内蔵助を「初老」といっているくらいなので、その点では松也の綱豊卿は若すぎるきらいがあるかなあと。そりゃもう仕方のないことだけど。で、それに合わせたか錦之助の勘解由も若い。膝の上の手の置き方とか大分年嵩に見せようとはしている風ではあるが若いよなあ…
　#流石に原作にある「眉間に先生の特徴たる火字紋の皺をふかく刻み」まではしてこなかったか。しなくていいけど←

(ひとまずー