mujiの日記: 歌舞伎座百三十年 壽 初春大歌舞伎
角書が長すぎるんで日記タイトルにはしない←
ということで、
- 松本幸四郎改め二代目松本白鸚
- 市川染五郎改め十代目松本幸四郎
- 松本金太郎改め八代目市川染五郎
襲名披露の当月。誠におめでとうございます。
#併せて錦弥改め二代目松本幸右衛門、錦一改め二代目松本幸蔵、両優改名も誠におめでとうございます。
#二人とも夜の部のみの出演なんで今日は観てないけど。
で、何で正月の襲名興行月に躄の仇討ちなんて出すかなあ。
確かに、観たことなかったから一度観ておきたいとは思ってはいたが、このご時世では三人片輪並みに出したらアカン演目になってしまっているかもしれず。非人の扱いがアレすぎる。つかあれだけ台詞で躄る躄るっていってんなら外題わざわざ変えんでもよかろうに。前回上演の南座のときから誓仇討にしたみたいだけど。
怪我がなければ元亀が演じていた訳でつまりは会社側と元亀との思惑が一致していたってことで、いくら奇瑞を示す演目とはいえそれで目出度いとするのはいかがなものかと。だったら壷坂霊験記でも出しゃええやん誰も死なないし悪人出ないし奇瑞によって治るんだし。初花の犠牲によって奇瑞が起こる躄の仇討ちより壷坂のが余程目出度いわ。
#あと、浅草の引窓に対して正月に秋の話かよとかいうのを見かけたがこの話も紅葉する箱根山中が舞台なんだけど。
#だから季節感は今に限った訳ではなく期待するだけ(ry
七福神。こんな舞踊があったのか。実質復活新作だなあ。
7人揃うのが60年振りとか、って何だこの舞踊自体かかるのが60年振りじゃん。7人の顔ぶれにありとあらゆる思惑が感じられてねぇ…←
てなことは置いといて前半はがんじろはんが全部さらってったとか。いや踊りではなく(ちょw)、ふと気付いたら下手側で控えているときに、左の袖口(上着ではなく襦袢の方)をくくる紐が引っかかってほどけたか何かで結び直してた、はいいんだけど、通常の衣装でなくて何しろマハーカーラなもんだからインド歌舞伎ほどではないにせよきらびやかで紐もそれに合わせて金糸のリボン使ってるぽくて、口まで使って結び直そうとしてるのになっかなか思い通りに結べないみたいで。隣に控えている門之助の福禄寿に何度か「ほどけちゃったよ上手く結べないよ」的に見せたりしていたが門之助は手伝う気配すら見せず、そうこうしているうちに自分の踊りの番が近付いてきてどうにか挟み込んでごまかしてたりとか。
もうね、その辺の一連のわたわた振りがかわいらしすぎてね、他の面子が踊ってるのが目に入らないくらいでね!←
#がんじろはん、マハーカーラじゃなくてインドラじゃん、とかつい思ってしまったりw
#あれは門之助は手伝わなくて正解だったんだろうか…がんじろはんは結んでほしくて見せたんじゃないのかな?w
襲名披露演目は新・幸四郎が車引の松王、新・白鸚が寺子屋の松王。
車引をいろいろ思い出しながら観ていて、あれ、又五郎襲名披露も同じ演目だったなあ…と。役どころは違うが、出しやすい演目であるとしても何かちょっとねぇ。
ええと車引は勘九郎の梅王の襲名披露かとオモタヨ。松王完全に押されてる。梅王が元気すぎてちょっと軽く見えてしまうくらい溌剌としていて、極まり極まりもとても綺麗な形で、勿論力足もきちんと出来ていて。松王も力足はきちんとしてたけどね。
#だから荒事に定評のあった三津五郎が教えたはずの萬太郎が力足やってなかったってのが解せない。
#大和屋はそういうやり方なのかもしれんが、であれば三津五郎がどう解釈していたのか。
#今となっては詮ないことで…
その点寺子屋は流石の白鸚、今までになくオーソドックスな松王だったかと。こちらも梅玉の源蔵が素晴らしくてねぇ。梅玉高値安定続いてるな。
ただねぇ…そりゃ復帰したのはいいとしても襲名役者よりも大きな拍手もらっちゃやっぱりまずいっしょ涎くり…「おつむてんてん」じゃなくて「あたまてんてん」なのは意味があってのことか。で、その「てんてん」が実際に叩かれてなかったのは左團次の忖度か。あれは景気よく「ぱこーん!」と音立てて叩くから面白いのに。
もうね、配役全然気にしてなかったから、春藤玄蕃が左團次ってのに驚いたし、呼び出される園生の前が山城屋だったのにはもっと驚いたしw百姓衆が無駄に豪華なのは大間の看板で把握してたけど何か全体的に豪華配役なのは伊達に襲名披露じゃないよ、てな。山城屋といえば幕切れの引っ張りの見得のときに立ち上がらなかったなあ…膝立ちのままだった。うむ、ヘタに立ち上がろうとして裾踏んで、となると危険だし。
(とりあえずー
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