mujiの日記: 歌舞伎座百三十年 四月大歌舞伎・幕見
流石に11年前と同じような通い方はいろいろと無理なので(いやそもそも通うというところからして違うと思う←)平日は週1で与兵衛の転落人生を見届けることにしてみた。
といっても昼と違って盤石なので(あっ何かさらっといってる←)満足度は高い、つまりそこまでして観なくてもいいかなあとなりそうなところではあるがどっこいそこは期待を裏切らないドブキ(ひでーw
ということで本日の与兵衛さん。二幕目途中、佐五右衛門がまだ見世先にいるあたりから観たので、お出かけしていた与兵衛が戻ってくるところから、即ち二幕目の出番から全部観られた。やはりお元気な与兵衛さんを観ておくとその後がより味わえるかと←
見世先で、与兵衛に探りを入れる太平次が、お小さい頃に養子にいらしてから云々と与兵衛に向かっていう場面があるが、どうもそこがいつもああそうだよねー信二郎がお小さい頃に孝夫が共演してたら面倒見たりしたんだろうねー、とつい、ふふふとなってしまうところで。立派になったねえ(そうじゃない←
つまりはそれだけ、太平次が与兵衛に対して優位に立っている訳で、到底与兵衛のかなう相手ではなかった、と。悪い相手に魅入られてしまったもので。
三幕目、ボロ屏風の影で横になっていた与兵衛が起き上がってきておかめに話しかけるところ、屏風を横へやったときにちょっと畳みすぎたらしくしばらくしたら、ぱたっ、と倒れていたwそれを気にしつつ台詞を続けていた与兵衛さん。これがきっかけで屏風を横へやったら寝かせるなんてことになったりして(ちょw
おっとそうだそれでそれで例のどさくさ紛れで深手を負わされて自分でさらしを巻くときに左脛に巻き始めたんで「???」と。えっいくら何でもそこまでドジは踏まないっしょ←と観ていたら脚の引きずり方が右脛を傷つけられたときよりも遥かに鮮やか、というか、客席に向かって見えやすいんだ左脚痛めた態だと。
それで変えたのかな、と観た大詰、舞台に位置を占めたときに胡座かくようになってて、ああ、ここで横座りだと身体がキツいからかな、と。そういういくつかの要因があっての変更かな。
腹切ってざんばら髪にするために一旦後ろへひっくり返るとき、そこまでで裾がはだけ気味だったりするんで特に左脚が腿まで(上手くすると更にその奥まで←)見えてて、ある意味眼福だけど←流石に腿までは塗ってないから脛との色の差が割とはっきりしてるんだねえ、なんて思ってたら、今日はその前までで腿チラしてたりもしたがひっくり返ったときにはがったりの仕掛けを外す役目の功一(だよね?)が手早く裾を被せて事なきを得ていた。だよねえ、そこはやっぱり出血大サーヴィスしちゃアレだよねえ←
#塗ってないところは割と浅黒い。地黒らしいし。多少は日焼けもあろうな。
敵大学(だったかな)、といって、合法が「何!?!?」と驚くところへ大学之助の説明をするときに、左枝(大学之助)と多賀(のご分家)が混ざっちゃってさ、さが、さgとか何度かいいかけたのが今日の与兵衛さんハイライト。でも与兵衛さん既に弱ってるからいい間違えても結構リアルでさして気にはならなかったし(もうだからスルーしておこうよ←
そしてこときれる直前の表情は日替わりだった…だから無理です通えません←
目の光は完全には消えていない。弱くはなっているが、今日はやや上の方に目線がいっていた。中兄夫婦へ、あとは頼んだ、と仇討ちを託した心境か。幕が振り被さるまでに、合掌を2回ほど空振りするようになってて(7日もしてた)、でもそれがあまりリアルでないのは気にはなったけど僅か数秒であっても舞台滞在時間が伸びてありがたいちうか何ちうか。ああしかし日替わりなのが悩ましい…
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