mujiの日記: 歌舞伎座百三十年 團菊祭五月大歌舞伎
雷神不動北山櫻。通しで観るのは3回目か。
観る度毎に台本違うよなあwと序幕を眺めながら。
てこた関白様の出番も過去とは違うよね、といっても門之助がどの程度出てたかなんて覚えちゃいないので←どんなもんかなあと観ていたら、
ぅぉ、いきなりセンターすか!
二畳台に胡座(安坐)でお座りですか!
#流石に正式の座り方(楽坐)はしてないと思うがうーむその辺拘りそうな御仁だけになあ
笏持ってぴたりと構えて微動だにしない。訓練されてないと出来ない技。
#稽古といおうよ←
本チラシで使ってた写真は一昨年の鵺退治の九条さんだったがそのときの雰囲気とはうって変わって「ものいう」関白、といった風情。意思が見えた。殊に早雲王子にお払い箱(いい方←)にされたときの表情。へえ、お公家さんでもそんな厳しい表情になるんだ、みたいな。まあそうでないとそれからの展開につながらないけどね。
ものいう、とはいえ、先月からしたら圧倒的に少ない台詞量に圧倒的に少ない動き。早雲王子や清行の動きにつれて目線は動かす(たまに顔も向ける)けど実際に声を発するのはごく僅か。またその声がお公家さんのときの発声だからホント貴人でねー。これといった為所もないけどちゃんと締めるところは締めている感じ。役どころとしては手の内だし。
垂纓の冠は羅だけ貼ったもの。いかにも舞台衣装でそれはそれで素敵。基経をセンターに、上手に小松原中納言、下手に春道と豊秀がいて、中納言は垂纓冠(確か透けてなかったから普通の作り方の冠)、春道と豊秀は金の立烏帽子。冠の2人は衣冠で烏帽子の2人は狩衣だったと思ったがその辺は舞台衣装だからまあ突っ込まないでおこう←
基経の衣冠が紫というか紅紫というか暗紅色というか、わあ関白様だから禁色? といった趣き。襲がまた金色(こんじき)系ときてるし。大詰では鉄色といった感じの衣冠で、敢えてその地味な色にした訳は、とちょっと突っ込みたくもなるが←
序幕も大詰も、何か存在感がこれまでとはひと味違う気がした。朝廷側の面子が浅草や昨年の国立で一緒だったからかもしれんが(それは関係あるのか?)鋭敏さが感じられるような。うむ、やっぱり、ここへきてまた変わってきているよいろいろと…もちろんいい方向に。
そういえば。
4人の冠や烏帽子の掛緒、基経と春道が紫、中納言と豊秀が白だった。
ああ、何か、こんなところで胸が一杯になってるなんて自分一人だという自信があるよ…(なんだそれw
胸が一杯といえば毛抜。何で弾正の出でせつなくなるほどしんみりしてるんだか←
端々で昨年とオーヴァーラップして、必然的に昨年との違いがはっきりして、これなら1日くらい交代してもええんちゃう? とまで思ったり(ない(ありえない(それは違う
つか、上演時間出たときに、團十郎型なのに10分程度短いのって? と思ったら、何か所か端折ってるんだね。最初に春道と春風が出てくるところ、民部が金で解決しようとするところ、が主な省略箇所か。やー、流石に昨年あれだけ観てれば流れは覚えちゃうよwということで團十郎型なのにかなり左團次型の匂いがする、でも基本的な演じ方は團十郎型、という、何かそれでええんか的な状態。もしや毛抜あんまり好きではないのかも…単独で出したのって1回だけだよね。あとはみんな雷神不動のとき。しかもそうやって省略形で出す。むーん。
あと、話のいきがかり上、前段で鉄の髪飾りと磁石を一緒に出してたもんで、忍びが使う磁石が棒磁石だったのがw初めて観た希ガス。過去2回観た通しのときもそうだったのかもしれんがそれなら記憶に残ってそうな…
#これがあるから錦の前の台詞が都で流行るという云々じゃなかった。
#錦の前といえば昨年国立と同配役、って、歌舞伎座でってのが何というか。
#同配役ってのは春道もそう。なもんで余計せつなくなっちゃってねぇ←
昨年国立、といえば、玄蕃だった人が今月は民部な訳で、ふーむトーンはほぼ同じだなあ、とか思ったり。うむ、やはり、役によってトーンの高低を使い分けるって一朝一夕では出来ないんだろうなぁ…
#まあ、先月も書いたけど使い分けてる人の方が少ないよね…
(ひとまず?
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