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日本

mujiの日記: 四月大歌舞伎・幕見

日記 by muji

初日や3日目とほぼ同じタイミングで幕見席に入って整理番号は10番程度後ろ。
じわじわと混みつつあるかな、つうても半数以上は外国人客といっても大袈裟ではないくらい。4月は毎年多いらしいけど。まあ黒塚ならいいんじゃないかなあ。

しかし。
むう。
例の膝行のキレがいきなり悪くなってておいおいおいという感じ。跳躍も高さ抑えめに見えたし。
やはり本調子ではないということか。これが25日間無理なく演じるためのペース配分、調子悪そうと見えるような演技だとしたらそれこそ人外だが←
膝行の直前の「さしも頼みし聖でさえ」のくだりも何度も息継ぎ入っちゃってるし。そりゃ息上がっててきっついだろうがそれと悟らせるようなマネは…ただなあ元亀なら敢えて大変そうと見せかけるくらいのことはしてくると思われがちだからなあこれまでの例からして。

対するチーム祐慶、の一員の鷹之資が今日誕生日だとかで、ふむふむと選手名鑑、じゃない←名鑑で生まれた年を見てみた。
平成11年。1999年だね、ってはたちか!!!
そうかあの! 単なる黒衣の邪魔でしかなかった(ひでーw)あの! 大ちゃんがはたち!!!1! うひゃー!!!w
……そりゃあ錦之助もより思い入れが強くなろうなぁ。ある意味天王寺屋へのオマージュかもしれず。
祐慶も鬼女に合わせて何となく控えめモードっぽいし気合いの声もいまひとつ届いてこないし。第一景の終わりのコリャも今日は不発気味。ただ、足拍子は、ここと第三景で何度か踏むのが、初日からすると力強い響きになったかと。ちょっとね、足下に関してはね、特に昼の部観てて兄弟揃って痛々しいものがあってね…遺伝なんだろうけど。足袋はけばそれほど目立たないにせよ、あまりひどくなると手術が必要とも聞くし、今後どうするんだろうなあとか。最晩年の先代雀右衛門がかなりひどかったからなぁ…
閑話、その足下をつい注視してしまう訳だが、鬼女との最初の見得で踏み出した左足が力足になるんだよね祐慶。しばらくすると拇指降ろしてるのか降りてるのか普通に踏み出した状態になってるから(まあ意図的に上げてるんだろうけど)、ホントそういう所作がちゃんと身に備わってるんだなあと。
身に備わってるといえば舞台寸法だよねーもう何度観てもまだ信じがたいものがあるんだがあの目を伏せたままでの動き。今日の幕見位置だと花道に出て行くときに後ろの2人がしっかり見えたが、あ、目開けてる、て思っちゃったよwつかそれが普通なはずなのに、そこで先頭切って鬼女を追い込む祐慶を見やると、だからなぁ。やはり人外か←
そいや今日は平日なのにやたらと大向う(会の人間)が多かったけど何かあったん??? それで舞台上がノってたかというとそうでもなさげだったのがね…

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