mujiの日記： 国立劇場 十一月歌舞伎公演・幕見

今日は自主的幕見←2A下手側にて。
前半の幕見席は1人いたかいないか、かな？
17列幕見エリアの中頃で幕間に食事していた人がいたが、建前上幕見席は選択不可なのでそこ買ったとはちょいと考えにくく…そりゃあ他に人がいなければ移動してもお目こぼしだろうが。
なんてな状況なら今回限りにならないように幕見席利用者になって然るべきだろうけど、前半の幕見に限れば、1000円プラスしたら花外とはいえとちり列が買えちゃうんだからねえ3日前に。見え方さえ承知してればそっち買っちゃうよねぇorz
「幕見」と聞いただけで、今月のだと料金高い！ と反応する人が圧倒的だし、1等席でなくてもいいから、って人も結構いるんで(それだと2Bや3等の意味がなくなると思うが)、やっぱり事前告知に座席エリアと無料リーフレットも含めるべきだったと思うなあ。事前でなくても今からでもいいから。
リーフレットも毎日用意している幕見チケも今月終わったら全部廃棄でしょ？？？ ホント来年度の予算ますます取れなくなるよ？？？

まあそれはさておき。
花外、またの名をドブ。
歌舞伎座は建て替えてから客席との高低差が減ったから大分ドブ感は減ったが、国立は舞台面も花道もそこそこ高さがあるし、序幕・二幕目みたいに所作台敷いてると更に倍(やや違)なんで、いかにもドブらしかったりする。随分広いドブだがw
で、ドブの更にまたの名を芸裏。主に上方方面で使われるとか。
芸裏とは言い得て妙、と、今月みたいに花道ぞろぞろで一旦止まって話が進むなんてときにはつくづく思う。

背中にどこまで気を遣っているか。

人に見られ慣れているはずの役者でも背中までには案外気が行ってなかったりもするし、何より年齢が出る。
芸裏でないのに背中と年齢が丸判りだったのが十二夜だが(新版オグリがそこまで見えないてのも何というか…)、新版でないオグリも十二夜も経験してきている重忠の中の人はその辺流石の気配り。背中まで美人。
ただ、重忠を筆頭にずらりと並んでいる面々の背中を観ていて、あーやっぱり体格的に女方の方がニンだったんだろうなあ、なんて思ったりもした。肩のラインとか。勿論落としている訳ではないが、がっちり、と見える訳でもなく、それでも年齢を感じさせる訳でもなく。
　#しゃがむときの大袖の整え方が片袖ずつそっとふわっと、って感じで相変わらず鼻血もの←

閑話。序幕の塵しずめで腰元代わりの侍4人衆がぐだぐだやってるときに玉衣姫の説明なんてしてたっけ？？？？？
初日と3日目と、政子の妹の玉衣姫がどーのこーの、なんて聞いた覚えなかったけど？？？ だから頼朝に向かって「あにうえ」っていったのが「？」だったんだけど？？？？？
と、売店で上演台本立ち読みしたらその台詞ががっつり載っていた、が、国立は公演期間中でも台本に手直しがあれば刷り直すから信用はしてない←いくら何でもそれだけの説明台詞をまるっと聞き流すほど初っ端から寝てはいないはずだが(ちょ
　#寝て、といえば、序幕の家臣の面々、一段上の人も含めて皆さま座り疲れのようですなぁ←

(とりあえずー