パスワードを忘れた? アカウント作成
14048266 journal
日本

mujiの日記: 国立劇場 十一月歌舞伎公演・幕見

日記 by muji

今日の自主的幕見←は下手側1階3等席。ここが一般売りで買えてしまうあたり端から人気が(それ以上いけない
しかも同じ列の数席しか離れてない2Aに観劇仲間がいたから聞いてみたら今日買ったとかでorzそこの2Aが当日買えるんなら幕見いらんよホント……

この土日で国立の感想が大分増えた感じがあるが、まあ序幕はいらんといわれるのも判らなくもないね←どう観ても出演者の場面作りでしかないもん二幕目も含めて(そこまでいう
そんなんだから相変わらず頼朝の重臣達はおねむモードだったりするし三保谷は台詞間違えるし重忠は一瞬作らなくていい間を作るし。「三保谷が弱きに非ず、景清が強きに非ず」でしょうが。双方「強きに非ず」じゃないでしょうが。さらっとしれっといってたから大半の人が気付いてないだろうけど。重忠の不自然な間も無駄にドキムネしたよw

二幕目冒頭。
今日も芸裏なので背中観察。先週よりも花道からは距離がある分よく見渡せる。
で、一番後ろ(一番揚幕寄り)にいるのが一番若いはずなのに一番背中が老けて見えるのって油断しまくりと鹿。
文字通りの「芸裏」だよなあ。
そいやこれまで存在感ガーとかいってた二幕目の頼朝と重忠、今日観ていた限りでは二人してそれなりに示せていたような。なるほど芝居が作り込まれてくると出せるものがあるんだなあと。
 #重忠の華奢感も随分なくなってたなあ花道並んだところで。
景清の自傷行為で目隠しを結んでから合図するのは今日の席位置だとちょうど隠れて見えなかったが、そのあと痣丸をあんなに丁寧に渡してたっけ、と。景清が手探りで掴んでいたような気もしたが、今日は景清の手にしっかりと渡していて、またそのときの表情が情感あふれてて、もう重忠というよりは中の人が透けて見えるなあと。
歌舞伎は役者を観に行くもの、てのは、こういうところにも表れるよなあ、なんてその表情にぐっときながらしみじみ感じ入ったりもしていた。目隠しするのだって自分はしている振りで後見に任せたってよかろうにねぇ。でもそういうことはしない、のがいかにもらしくて。

(とりあえずー

この議論は、muji (9607)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

読み込み中...