mujiの日記： 新春浅草歌舞伎

第二部は初日以来か。
着物の日は復活してからじわじわ着物率が下がってきているような…やっぱり法被貸出も復活させないと←

で、絵本太功記も七段目も初日よりよろしくなくなっているのはどうかと。
役者勢ばかりあれこれいうのも殊に太十(と略すと今は亡き三津五郎に叱られるのでなるべく略さない方向で←)だと気の毒なんで記録として残しとくけど、とにかく竹本がひどすぎる。特にクチの司太夫。木戸銭取って見せる(聞かせる)レヴェルじゃない。調子戻せば云々の問題じゃないでしょあれは。
浅草はどうでもいいと思われている(からレヴェルの低い太夫を回される)と勘繰られても仕方ないくらいひどい。確かに役者勢も未熟不鍛錬な訳だが、だからこそ竹本がある程度支えてやらんとならんのにあれじゃあ共倒れどころか完全に足引っ張ってる。残り一週間の今からでもいいからもう少しマシなの回してくれ。
そして初日にも思ったが、というかこれは丸本物3本共にいえることだが、丸本物の空気ではないんだよねー。まあ浅草に限ったことでもないけど。
　#上置からして糸に乗るのが微妙にアヤシいし(それをいっては(いや事実だし←

七段目も何か伸びしろが全然なかった。
これに限らず昨今は何でもそうなんだけど、大声張り上げてるから熱演してるって風潮はホントカンベンしてほしい。一所懸命とは違うでしょ。

(ひとまずー、でわすれないうちに：お主(しゅう)に済まぬことあって、腹切って死んだわやい。後半は活字本通りだけど、前半に一言つけるのは上方のやり方かなあ梅玉の「人に立たねぇことあって」と同じで。