mujiの日記: 国立劇場 二月文楽公演(国立劇場小劇場)
まずは第二部よやくー
錣太夫、という名跡(って文楽でも名跡っていう…んだよねw)が名乗られるのは実に80年振りのことのようだ。六代目。津駒太夫改め。
#あ、六代、じゃないんだ←
口上って本来は襲名する本人は何も喋らずに差配が紹介するだけな訳で、そういう形での口上を観るのはもしかしたら初めてかもしれず。除く劇中口上。
差配は呂太夫。キーワードは「おいどをめくれ」。
#若き日の津駒太夫ならずともその言葉を聴いたときに「え?(^^ゞ」と思ったよこっちもwww
#床本の「おいど」とは咄嗟には気付かんでしょwwwって、きちんと頭を下げたままの錣太夫の隣で堪えきれず上下していた宗助テラワロスwww
今月の東京文楽公演は三部とも歌舞伎でもおなじみの番組揃い。
なので、文楽だと意外とシンプルというかむしろ説明過多になってあれれ? というか、てな感じだったり。
野崎村がまさか笑撃の終わり方だったとは←歌舞伎で駕舁が笑いを取るのは元々船頭だったんだねー。しかも技ありで川に落ちてるし。いやこれ、こんな終わらせ方で、お光っちょの余韻もへったくれもないんだけどwいいのかそれでw
そいやお染のおっかさんはお勝だった。へえ、お常じゃないんだ。
お光は切り髪のカシラが恐ろしく神々しくてびっくりした。娘のカシラであんなに雰囲気が変わるとは。
吃又の虎は頭だけしか見せてなかった、ということは頭だけしかないんだろう←修理が描き消すのは「龍」の字を書いていた模様。まあねー龍をそのまま描く人もなかなかいないよねーそれはそれでいいんだけど。
手水鉢を斬ると吃りが治るってのは成駒家の吃又だけど本文は完全に手水鉢半分にスライスしちゃうんだ! つかそこからの理屈がめっちゃ納得いく説明だったんで成駒家のやり方だと却って中途半端だということにw
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