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日本

mujiの日記: 第六回 立合狂言会(国立能楽堂)

日記 by muji

昨年観に行ったのが思いの外面白かったんで今年も取ってみた。
 #Yちゃん曰く、e+でそこの席はおかしい、というくらいの正面席。
 #うむ確かにここは出演者経由で真っ先に売れそうな位置だなあ、てなくらい観やすかったよ!

今年のサブタイトルは「太郎冠者八番勝負」。
世話役が代替わりしての初企画としてシテが太郎冠者な演目を並べた、とやらで、昨年までの同じ曲を違う流派で出してみる、てのとは趣がちょいと変わった感。
それでも同様な説明としては、前半解説では頼うだお方と太郎冠者の名乗りの流派と家による違い、後半解説では恒例となった(らしい)小舞対決。これが昨年めっちゃ面白くてねえ。今年は世話役の2人だけだったんで昨年の4人同時のカオスさからするとやや物足りなかったが、謡を耳にして、あれっこれ? となった。
「ななつになるこが いたいけなこというた」
……って、これ、あれだよね、素襖落で「小歌聴きとうない」ってヤツだよねwそうかこれだったかー。
そして大蔵流と和泉流とで同時進行がずれまくったりぴたりと一致したり。おもろいなー。
 #曲名はずばり「七つになる子」(大蔵流)。素襖落って結構狂言まんまかw

さて八番勝負の内訳は、

  • 口真似(くちまね)
  • 舟ふな(ふねふな)
  • 千鳥(ちどり)
  • 文荷(ふみにない)
  • 清水(しみず)
  • 不見不聞(みずきかず)
  • 太刀奪(たちうばい)
  • 長刀応答(なぎなたあしらい)

てな。
NHKにっぽんの芸能の収録が入っていて、でも真っ先に「アウト」(と野球のアウトポーズをしていた世話役の野村又三郎)だったのが不見不聞だったとか。そうはいっても「つんぼ」は台詞に出てきたけど「めくら」は出てこなかったし、「目が不自由」「耳が不自由」っていい回しはまずオリジナルではなかろうし、とはいいつつ、まあ、確かにこのご時世、どんなに事前にお断りしてもまず突き上げ喰らうだろうからねぇ。
 #めくらはめくら(座頭)だったけど、つんぼは耳が遠いだけだったし。
 #それが互いをからかい合うってんだから稀曲にもならぁな…
長刀応答も稀曲だそうな。別段差別云々ではないんだが。つかシテの野村万之丞が鼻濁音出来てなくて、正確には頻出する「か゜」は出来てるが肝心の「なき゜なた」が「なぎなた」のまんまでどうしてくれようかと。ああもう歌舞伎よりうるさいはずの能狂言でこれじゃあ(´・ω・`)

歌舞伎の太刀盗人は長光が元ネタであって太刀奪じゃないよってのは何を今更なんだが、そうはいっても太刀奪でアド(通りの者)が市でいろいろな店の品物を見て回るときに太郎冠者がくっついて回るくだりの店も台詞もほぼ太刀盗人の田舎者とすっぱのやりとりにまんま取り入れられてて、まあそこだけは同工異曲なのかもね。
今日の清水と太刀奪でも、●●の代わりはあっても太郎冠者は自分ひとり、みたいな、たろかじゃ自重汁wwwなやりとりが被ってて、なるほどパターン化されてるんだなあと。

(ひとまずー

この議論は、muji (9607)によって「 テキ禁止」として作成されている。 君は仲間はずれのようだね★
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