パスワードを忘れた? アカウント作成
14132054 journal
書籍

mujiの日記: 腹いせに4月予習そのいち

日記 by muji

もーいろいろむかつくんでな!!!
ついかっとなって久々に黙阿弥全集借りてきた!!!←

で、4巻収録の青砥稿花紅彩画。
以前4巻借りたときに読んでた気がしたが気がしただけだったらしい。4巻借りたのは名月八幡祭の予習で元ネタの八幡祭小望月賑に当たったときだったが、そのとき一緒に読んでなかったかなあ←もうあれだけ人口に膾炙した(いや今はどうだかねぇ)台詞と内容だからすっかり読んだ気になってたかも。何しろ通して読んでも10分ちょいで終わっちゃったくらいだからしてw話の流れが頭にあるとラクだわー。

とはいえ。
それなりに通しで出る話ではあるが、それでも現行上演ではカットされている場がある。千壽姫が谷間へ飛び込んでから赤星と出会うまでに門付けの一家(といえば聞こえはいいがはっきり非人と書いてある)が新内ひとくさり演ってたり、浜松屋への駄右衛門入り込みがあったり、極楽寺屋根上の前に塀外で一騒動あったり。逆に浜松屋から引き揚げるときの弁天小僧と南郷の会話で「たてんぼ」のくだりがなかったり。全集収録って基本的に初演時台本なはずなんで、なるほどあの場はもともとそんなだったんだねー、てな。

そんなあたりをチェックする前に、というかまず真っ先に目を通したのが最後の数ページ。
ト書きでは、まず駄右衛門が山門で見得をするところからで、

トきつと見得、山門迫上げの鳴物になり、この山門の道具せり上がる、中央(まんなか)へ青砥左衛門藤綱大紋立烏帽子、中啓を持ちゐる、とこれと同時に花道へ土橋を迫上げる、この上には幸兵衛倅宗之助香合を持ち、千原左近松明を持ちて迫上る。

とある。
へええ、土橋は花道にせり上げてたんだ、てこたすっぽんからだよねえ、藤綱は一人で山門の下から登場してたんだ、とか。
でもって宗之助と千原左近というのに、ほおお? と。なるほど伊皿子七郎と木下川八郎じゃなかったんだ当初は。あと、ここの直前で、駄右衛門に苦もなく蹴散らかされる川越三郎と大須賀五郎が手下のまんまだ。つまり実ハ設定ではなくて岩渕三次と関戸吾助のままで、狼の悪次郎と共に駄右衛門達を裏切ったことになってる。ふむふむふむ。
閑話、千原左近は小山家の家臣だし、捕物に加わっていてもまあそれほどおかしくはないが(序幕にしか出てきてないから今更感もあるけど)、何で宗之助が? とちょっと考えて、あっそうか、と。
駄右衛門の息子だもんね。
その駄右衛門に「天下の賢者と呼ばれたる」とか「仁愛深き」といわれる藤綱。うはーw

ときに4月は配役に伊皿子七郎の名前しかなくて、木下が名題役者なのかもしや原作通り宗之助か千原左近出すのか、と、公演DBで伊皿子しかいない例を当たってみたらあった。1988年5月歌舞伎座、宇野信夫改訂・監修とある。そしてこのときの伊皿子の配役が「尾上左近」。32年の時を経て尾上左近の名が再び配役されようとは。
32年前の藤綱は豊松緑だったのでもうこれは、てな。
ちなみに宗之助が当時の八十助、千原左近が当時の梅也。配役だけ見る限りでは宗之助が出たかなー。仮に今回がそうなるとすると萬太郎と左近が並ぶことになるが、他の配役見たら駄右衛門の手下が岩渕三次しか名前が載ってないんで関戸吾助は名題役者だろうし、となると木下も名題役者かな。それはそれで、うむ、まあ(何

この議論は、muji (9607)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...