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日本

mujiの日記: 九月大歌舞伎

日記 by muji

一部強化週間スタート。
客席のここまでの惨状、可能であれば毎日通いたいくらいだ。一部でなければやってたかもしれず。
 #11時開演って結構きついのよ…客入り少ないのはそれも理由のひとつだろうなあ。

並び大名6人は歌舞伎座の間口だといかにもソーシャルディスタンスな風情だが、過去記録でちょいちょい見かけるんだよね。南座とか。だから決して不自然ではない訳で、6人用の渡り台詞も整備されてるんだろうし。にしても先週はまだある程度まともだった約1名が今日は案の定もう大分崩れてきてた。いっちゃあ何だが何であの御仁がああいう立ち位置にいるんだか判らん。余程「何か」があるんだろうなあと。
で、過去記録の南座の、どころではない、かの六代目の「藝」にある対面の覚え書きにも大名は6人で書かれている。いやもうやっと発掘できたよ入手してしばらくしてから行方不明になってたやつorzもうね、改めて目を通して、それこそ南与兵衛じゃないが総身に汗を流しましてござりまする状態でいやはや(^^ゞ

とはいえ黙阿弥に異議申し立てしたいのは「あいにおうたり」。これ、掛詞じゃないってのは納得いかん。流石に全集収録はされてないんで(雪の対面はあるんだけどねー)整理した当時の台本はどこで当たれるか…ふむ、ということは梅玉の台詞回しが一番無難ちうことかな。「逢いに逢うたり」「相匂うたり」どちらにも取れる。その辺の見識は流石。刀改めの雑さ加減は性格出てて笑っちゃうけどねーwいや雑じゃない、何事も手早く、と←
 #勿論刀改めに関しても六代目の言及がある。
 #この件に関しては錦之助がきちんとしていたんだなあと、つかほとんどの工藤が省略しちゃってるんだなあと。
 #「藝」にはその省略のいわれまであってなるほどーとなるし、それと知ると省略はちょっとねー、となる訳で。

省略といえば今月の演出は省略もある特殊演出なんで、とはいえ花道の出で十郎と五郎が入れ替わるのはやっていて、そこで先週の紀尾井町家話を思い出して(・∀・)してしまうのはもう対面観る限り今後も(・∀・)なんだろうなあwwwでもひと月に2度も踏んじゃう人もそうはいないと思うけど!←
今日の席は角度的にコレ、が見えなかった、というかちょうど右手を付いて態勢変わるところで口元が肩衣で隠れたorzそこ、中日すぎた現時点でも声にこそ出さずともたしなめる心でやってるかなーってのを観たかったんで次回期待。そういうほんのちょっとした心遣いがいかにも「らしい」し。
六代目曰くの十郎役の心得は短いながらもなかなか細かい点ばかりなのでそれはそれで難しかろうなあと。段落の結びに

さうして幕切に踏伸す左足は、袴の中で足の甲を舞台へつける心持にするのが、見た目も優しく形ちのよくなる口伝です。

なんてあって、おおーそこまでやってる十郎がどれだけいるんだろう、なんて。五郎や工藤みたいにぱっと見で判る要素じゃないだけにね…
ぱっと見といえば五郎を留める手、この形が先週観たときどうなんだろうとなって。結論からしたら全然問題はないんだが(むしろ今日も感服したがそれこそ六代目の心得通りの「右の手先を少し反らす心持に仕て」の「少し反らす」が絶妙の反り具合でねぇ…)、これまでの十郎役者のやり方や、果ては国立劇場所蔵の戦前の舞台写真まで確認してしまったというねwむしろ戦前の方が結構フリーダムだったんだなあと判明するなど。留め方にしても掌を広げて五郎へ向けて留めてるなんてのもあったくらいで。
で、戦前写真を確認していて、十五代目が工藤五郎十郎コンプしていたのが判明するなどwとなると、戦前は少なくとも1人、戦後3人、てことか。いずれにしてもコンプはいいんだか悪いんだか、だよねぇ……

この議論は、muji (9607)によって「 テキ禁止」として作成されている。 君は仲間はずれのようだね★
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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