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日本

mujiの日記: 九月大歌舞伎

日記 by muji

千穐楽おめでとうございました。
四部まで無事はねたよ…休演日以外の休演も中断もなしで…
そりゃまあ8月より客足は減っただろうし出演者増やしてもその増やした部が一番客が来なくてソーシャルディスタンス遵守なんてもんじゃなかった訳で(それをいうなorz)その点では8月よりも安全だったかもしれんが、そうはいっても裏の人数的には8月よりも多かったはずで、それで1か月乗り切ってしまったというのは、ねえ。
それでも10月は各部の間を2時間ずつ開けるし(8・9月は長くて1時間50分だった)一部と四部は多分30分で終わるし、国立が11月に至って休演日2日にしたのとは端から姿勢が違うよね…
国立の二部制っても、座席割は歌舞伎座と同じ3席種で料金はそれぞれ1000円ずつしか違わないんで、正直ビミョーなんだよなあ。殊に3等2000円。つい数年前までは1500円だったのに、と思うと、値上げ率の高さが不条理で(若干言いがかり的←

閑話。
楽日なので3A相当席は東西とセンブロとその両側が昨日時点では空席なしだったが今日実際に見た限りでは西席は半分埋まってなかった。一等花外は不在。いやだったらこっちルクサ席に回してくれてもよかったんだよ???←
とまあ、今後に明らかに影響するであろう客入りで、それでも24日間舞台をつとめた対面面子には何と言葉をかければよいものやら…ありがたなすびの初夢だもさ、というのも痛々しくて。客席が暖まらないと舞台も冷える、てのはこれまでにも感じてきていることなので、暖まる以前の問題だった今月はホントにもうねぇ。
そんな中でも、楽日まで揚幕の中からの第一声の高さを保って、「十郎も悔しいんだな」というのを松緑に再認識させたほどの、穏やかさ柔らかさの中に口惜しさ無念さをにじませた十郎。六代目の口伝にほぼ忠実に、それでも決して教科書通りに留まらない、錦之助ならではの十郎。
あー、でも今日は今月聴いてきた中で一番はっきり子音が混じってたwww明らかに「り」と「い」の間の発音だったwwwいやそこは「い」でもよかったんですよ?wwwただもうね、その前後も含めての台詞回しと所作ね、芯の通った柔らかみってのはこういうことだよね、とただただ惚れ惚れ眺めるしかないよねと。そう思い起こしてみると、静の状態から次の動作に移るときの首の使い方とか、動かした手を元の膝の上に収めるときのスローモーションにも似た置き方とか、これまでに会得してきたものをここまで自然に出せるようになったんだなあ、と。
正直、五郎の爆発力が客席の温度と比例してた感があったんで、他の五郎なら更に対比が鮮やかになっただろうなあと思わないでもなく。とはいえ、この十郎も、この状況下でヤマタケが流れたおかげの十郎でもあったんでね……
足の運び、島台の持ち方、五郎を留める手の形と位置、「すけない」、土器のしずくを懐紙で押さえてから三方へ戻す、袴の裾を引いてから足の甲を舞台につける心持ち、と、主だったところ全てではないにせよ、これだけ口伝を体現する十郎が今後観られるだろうか。前述したが、無論そこまでしなくても雰囲気が十郎であればいいっちゃあいいんだろうが、では藝の継承とは何ぞや、ってことにもなるだろうしね…

 #今回も対面の稽古は2日間だけだったらしいが、2日で五郎やらされたのとは大分違うよねとw
 #ああ、そいや「三郎」も「さむろう」に近い発音だったなあ。河津三郎と八幡三郎で。だから錦之助と莟玉が「さむろう」発音していた。ふむ。

この議論は、muji (9607)によって「 テキ禁止」として作成されている。 君は仲間はずれのようだね★
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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