mujiの日記: 第七回 立合狂言会(宝生能楽堂)
日記 by
muji
本日のメインイヴェントはこちら。
今回のテーマは「狂言×ソーシャルディスタンス」。
冒頭、世話役の大藏彌太郎と野村又三郎が異口同音に、去年の立合狂言会が終わってからこんな風になってしまって、といっていたが確かにそうだったんだよね。2月中旬でそろそろ世間が本気で騒ぎ始めていた頃。
さて今年の番組は、
- リモート飲み会?狂言 樋の酒(ひのさけ)
- 小舞 一騎打ち
- 小舞 御田(おんだ)
- 小舞 田植(たうえ)
- 密で飲む?狂言 寝音曲(ねおんぎょく)
- 小舞 三つ巴戦
- 小舞 道明寺(どうみょうじ)
- 小舞 八島/後(やしま)
- 小舞 鵜飼(うかい)
- マスクして飲む?狂言 伯母ヶ酒(おばがさけ)
- 善竹富太郎君を偲ぶ手向 祐善(ゆうぜん)
- 笑い留め
てな構成。何としてでも飲みたいんですねわかr
樋の酒は大蔵流では明治以降は廃曲扱いだそうで滅多に出ないとやら。サキスタ流しそうめんのご先祖様ですな(違
御田と田植は流派で曲名が違う例。というか間狂言の取扱方で変わる例。足拍子多用でアイリッシュダンスとかナントカ。
寝音曲は一昨年観たんだったっけー。寝ながら謡ってのも結構タイヘンだよね。
小舞三つ巴戦は能から狂言への渡し物。脇能で道明寺なんであったんですなあ。無論天神様が出てくる訳ではない←八島は能でいうところのキリですかな。かーたーきーとーみーえーしーはーry
伯母ヶ酒は東次郎家(則孝、若松隆)。則孝らしいとても真面目な演技で今日一番の笑いを取っていたあたりが流石の東次郎家。
で、終演して全員舞台と橋がかりに集結して(そこが狂言×ソーシャルディスタンス)、能楽師がつけてる例の白口巾して、富太郎への手向の祐善。これもキリだったかな。そのまま白口巾状態で笑い留め、後の恒例撮影タイムで銘々が狂言ポーズ取って、ってところでポーズらしいポーズを取らない則孝がテラ則孝。家訓大事(やや違←
#橋がかりでかっ飛んだポーズ取ってた2人誰だ??? まあ大体どこの家かは見当がつかんでもw
(ひとまずー
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