mujiの日記: 四月大歌舞伎
昨日夜の発令からどんだけ調整したんだか知らんが公式発表は13時過ぎ、にもかかわらずチケ松の売り止めは11時過ぎには既に行われていたというね。
売り止めといっても今日の二部だけは青々と残してたけどね!←
#正直、各種媒体に顔出してる御仁や歌舞伎以外で今後1年以上拘束される御仁が何やかやいったところで「…で?」なんだよなあ。
#いや、あんたら仕事確保してるやん、と。悪いけど無条件で同調はしかねる。
なもんで午前中はまだ明日以降の情勢が判らんところで動かざるを得なかったんで明日以降アカンことを前提に早めに動いて、移動中にアカンと判明した時点で二部押さえてそのまま歌舞伎座まで。
元々明日押さえていたのは3B、今日はもう3Aしか残ってなくて、しかも午前中はそこそこ残ってたのに押さえた時点では残り枚数が随分減ってたとかw今月悲惨な客席とか散々いわれてた二部でもこういう事態だとはけるのか←
悲惨悲惨ったって、月末で週末かつこういう状況だったからかもしれんが、1階席は去年の対面や今年の十種香と大差なかったけど? 2階席だって正面にぱらぱらと5、6人いたけど? 今月が悲惨悲惨って騒いでたのは結局対面も十種香も観てないから今月観てぶっ飛んだんでしょ? もっというとあの塩原多助の惨状観てないからでしょ?
#もう一生何かにつけてネタにするだろうな塩原多助orz何事もない普通の公演であれはホントきついわ…
ということで絵本太功記と団子売。
太十(あっ叱られる略し方←)がえらく巻きが入っていたような。十次郎と初菊のあれやこれやがさくさく進んじゃって、まーこの2人淡白だねえとか。初菊が兜うんしょうんしょするくだりもそこそこ早く運んでなかったかね。
#屋台から出て来たときの初菊が人妻感ぷんぷんでどうしたものかと…最早赤姫ではないな……
十次郎と初菊の云々、4年前のがんじろはんと孝太郎が上方のやり方でってことで、どこが違うんだろうとそのときは何となく観てたが、今日観てて何となく違うなあと←もっとこってりしてた希ガス。あ、明確に違ったのが、十次郎を見送る初菊が柴折り戸のところで座り込んだこと。確か4年前は立ったままでしがみついて泣いてたはず。
あと、手負いで戻ってきた十次郎の腹帯がきっちり結ばれたままで、今際の際に喉笛掻き切るときに脇差に巻き付けるときだけほどいてて、ああこれならまわしにはどうやっても見えないねと(そうじゃない
#がんじろはん、広幅でリボン結び(っていわんだろうけど)してたからどう見てもまわしだったんだよねぇ←
もう目が見えぬ、も、手をかざすんじゃなくて、辺りを見回す態でいってた。いろいろあるねえ、といいつつ、前半のこともあって熱量に乏しい十次郎だったなあ。いつものこと?←
いつものことといえば光秀の胴間声もいつものことで。何か声の通りがまた悪くなってないかね。4年前同様大きさがねぇ。お風呂当番も残念ながらニンではなさげ。お先に入りますーのあとで揚幕を見やらないと劇評家の評にあって、確かに見てなかった代わりに皐月と操に鋭い視線くれてて、まあ何らかの意図があるんだろうなあと。お召し替えして出てきてからもこれまた光秀同様大きさがねぇ。で、結果的に、ガタイが一番でかい正清が文字通りでかく見える事態に。
まあ、この芝居も、熊谷陣屋同様「最近太十出ないね」になるんだろうな。元々それほど出る芝居でもないし。
団子売は梅玉も孝太郎も普段組む相手でない分何だか楽しそうで(ぇぇぇw
梅玉が本興行で団子売踊るのが55年振りってえのもどんだけー! てな。
拍子幕で止め柝が入ったら拍手がすぐに収まった、てのが、二部の状況を物語ってますな…三部はカテコクレクレだったらしいのに。
四月大歌舞伎 More ログイン