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日本

mujiの日記: 九月大歌舞伎

日記 by muji

ということで三部。

於岩様のニン云々以前に宅悦がいまひとつだと話が転がっていかないってのがよく判った。
怯えてないんだもん今月の宅悦。あの程度じゃあ全然。宅悦が怯えまくってこそ於岩様がどんどん深いところへ堕ちていくんだし。
やり過ぎなくらいまで怯えないと於岩様の本当の哀しさが見えてこないんちゃうかね。
番付絡みか於岩様の希望か知らぬが伊藤喜兵衛と宅悦は逆配役だったんちゃうかと。
喜兵衛といえば錯乱した伊右衛門に惨殺されたときに屏風の裏から自分で転げ出てきて死んでたけど、あれはお梅の首と喜兵衛の首が2つ無造作にごろんごろんしてこその南北であって。そこで伊右衛門が「執念深ぇ、奴だなぁ」と改変してるのもまあらしいっちゃあらしいんだが。
 #しかし毎度思うんだが直前まで於岩様の惨劇があったのをあんな掃除ちょこっとだけで血痕は残ってるだろうし第一血生臭いだろうにと(芝居だ芝居!←

隠亡堀、流れてきた戸板を引き寄せるのに釣り竿使わないで後ろの藪から適当な竹の棒引っこ抜いて使ったのって初めて見たかな。で、引き揚げたら剣菱の菰が被ってなくていきなり於岩様。で、そのまま裏返したら菰被っててはがすと小平。なるほどなあと思いつつ、あれ前に於岩様とお花で隠亡堀だったときって戸板返しってこうだったっけ? とも思うなど。小平に菰かぶせ直すときに先にうしろへ下がるの見えちゃあまずいっしょ←
真女方だからこの早替わりなのは仕方ないとして、ここはやはり三役早替わりで息もつかせぬ水門からの与茂七を観たいねぇ…ああ与茂七といえば最後に三人で直助権兵衛の鰻かき棒をつかんでのところで伊右衛門がすっぱりやる前に外しちゃっててwだめぢゃんw

だめぢゃんといえば浪宅で蚊帳まで奪う伊右衛門が蚊帳引きずって奥から出てきたときに小裁ちが滑り落ちたのに気付かずそのまま於岩様の爪剝いで出てっちゃって、当然小裁ちはぽつねんと残っちゃってて、於岩様が事故死しても大きな鼠が坊ちゃまを~でも鼠は小裁ちまでは持って行かなくて、さてどうなる、というところで、伊藤家一行が来る直前に慌てて掃除するところで坊ちゃまの布団と一緒に拾われていった。
するりと滑る上等の絹で仕立てられた小裁ちだったんだろうねぇ、そりゃあ於岩様も感謝する訳だ……
 #ああでも薬も含めてお礼いう場で「ここからお礼を申します」っていわなかったね。
 #「ここから」があとの展開を考えるとかなり大きな意味を持つ一言なんだが。

(ひとまずー

この議論は、muji (9607)によって「 テキ禁止」として作成されている。 君は仲間はずれのようだね★
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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