mujiの日記： 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 十一月吉例顔見世大歌舞伎

夜は夜で口上差配休演て昼夜で高麗屋いなくなるって。
うーむ、9月の追善で精神的に結構きちゃったかな…的な。
で、巷でやれ口上出ないだの何だのいわれてた理事長が代理差配。まあ当然。そこはビジネスだ←
元々上手側は22日から参加する御仁のために1人分スペース空いてたんだね。それが今日からこの事態で2人分空いてて下手側とバランス取れてなくて何だかなあと。

口上一幕だけ取ってみても、今回の襲名、何かいろいろともうね……となる。

まあそれはそれとして夜の部は矢の根から。
仁王襷担当後見がどう見ても又之助で首傾げてたらそうか馬士が吉之丞だったか。五郎にぶん投げられて側転して消えてったw橘太郎幹部昇進披露で見せたとんぼまでは無理としても(あれは橘太郎ならではだったろうし)側転ってのもなかなかやるなあと。
昼夜続けて観ると幸四郎強化月間ぽく見えるのもそれはそれで。鐙の代わりに縄に拇指だけかけて馬乗りって芝居とはいえ結構タイヘンだと思うよ…
　#…と、あれ確か五郎やってたよね、と確認したら博多座でやってた。乗ったのか……

助六はねえ。
かつての三之助を三幅対的に配役したんだろうけどねえ。
このご時世だから格子内にいる十寸見会御連中も千鳥配置ですかすかだし、揚巻も白玉も同行の振袖新造詰袖新造がすっくねー！ と観てたけど、そうか地方ならあの程度の人数か、っていやここ歌舞伎座しかも襲名更に成田屋の襲名、だからねえ。人数出せないのは判るけど。
並び傾城の顔ぶれの若さとか番新が平名題とか(文使い番新が芝のぶってこれそろそろ幹部いく？)、何というか、国立50周年の忠臣蔵の顔ぶれがしょぼかったのと同等の空虚感だなあ、と。
ホントに何かいろいろともうね……
いろいろともうねといえば！ 中途半端な言葉狩りと演出変更はホントにもうね！(怒

(とりあえずー