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日本

mujiの日記: 平成中村座 十一月大歌舞伎

日記 by muji

第一部。
月初に第二部すっ飛ばされたので今月は一部のみ。まあ唐茄子屋は先月観たし。

ということで浅草も真っ青の顔触れな対面。成駒屋三兄弟が主要三役って。ここの舞台面で並び大名8人って。梶原親子の顔触れって。
tk工藤はこども歌舞伎を除けば最年少争いするくらいじゃまいか。この年代で工藤演らせてもらえるってホンット恵まれてると鹿、と、3年前の浅草でも虎は新悟だったなあとトホイメになるなど。
五郎は親に、十郎は七之助に教わると筋書にあったが、工藤は誰に教わったかな。親が演ってるから親かな。思いいだせば、フム、ムゥそれよ、みたいな感じで、オゝそれよじゃないんだー、とか、「二枚の切手」「サ、きって恨みを晴らせよ兄弟」で「きって」の繰り返しがないパターンか、とか。あーあと刀改めは懐紙は咥えるけど鯉口三寸くつろげるだけ。そうじゃないんだよなー。なお小道具は堆朱。鬘は生締の羅紗張り。そうか外郎売の工藤だと一般的にはプラス立髪くしはらい(しっちゅう)になるのかー。
五郎はこういう古典で力強い発声が必要な役だとまだまだ厳しいねー。特に後半は息が続かなくて台詞ぶつぶつ切りまくり。工藤へにじり寄っていくくだりはそのにじり方ができてないなー。ニンには合ってるから発声落ち着いたらまたどうぞ、てなところか。
発声落ち着いたらといえば十郎が思いの外低音域で通してて、ここの三兄弟結局声質みんな似通っちゃった? となるなど。不自然に高くする必要はないにしても、十郎でその音域なのかー、てな。これまた発声落ち着くまでにはもうちょいかかるかな。
で、十郎の心得、内輪と外輪はよく判らなかった、つかできてなかったかな。五郎を留める手の位置はよい高さ。指先がもう少し反れば申し分ないかと。「すけない」は明確に「すけない」。いやこれ工藤まで「すけない」っていっててそれは違うんじゃないかとw五郎のにじり寄りのときは土器を叩きつけたところですすすすっと近寄って五郎の袴押さえて脇差の柄に左手をかける、てのが桜席からだとつぶさに観察出来て、これ歌舞伎座の対面で観たかったんですけどーとなるなど←

舞妓の花宴は今世紀に入ってから時々出てて、といいつつお江戸での本興行で出るのは2003年12月歌舞伎座以来か。なので初見。
変化舞踊といいつつ、趣向が娘道成寺と被りがちなので、娘道成寺ほどのストーリー性がない分魅せ方が難しいのかな。

魚屋宗五郎。
扇雀のおはまが思ったほどきっついおかみさんではなかったのが意外といえば意外(いやそれは
「お前が注ぐからいけないんだよ」は怒鳴りつけるよりは半ば愚痴に近いくらいのトーンで台詞に「!」もつかないくらい。磯部邸の玄関先でも「お前さん!」とほとんどのおはまがいい放つところを割と普通に次の台詞につながる感じでいってたし、ふむ、案外こういうところを抑え気味にしているのかもしれず。吃又のおとくで誰もが絶叫しがちなあの台詞も絞り出すように抑えめにしてたし。そいや宗五郎を追いかけて花道で挿し櫛を取って息吹きかけてまた挿した、ってあれ? 大事な櫛だから落とさないように懐にしまうんじゃなかったっけ???
怒鳴られなかった三吉は、うむ、これホンット難しい役だからね、と鹿。何事も経験。
もひとり怒鳴られなかった宗五郎、は、そうか教わったのは音羽屋からか……初役が2015年4・5月の平成中村座だったんだもんなあ。登場してしばらくは親を彷彿とさせるところもあったが次第に自分の宗五郎になってったかな、と。これまた酔っていくのが難しいんだよねぇ、と鹿。あとねー、玄関先で事態を把握し始めたあたりの「えぇ?」「えー?」が現代風味なのが毎度のことながらこれ悪い癖だよなあと。コクーンならまだしも。
磯部の殿様は「蔦が兄とは汝よな」っていってた。両手をついて詫びてからは特に泣かなかった。まあここは泣き入れなくてもいいっちゃあいいんだろうけど。どう転んでも隠居決めてる殿様には見えないのは仕方ないやねー。

(とりあえず?

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