mukk_hosoの日記: トレーダーのセーフティネット(4)
日記 by
mukk_hoso
さて、私は、連載2で 典型的な悪いトレードの例として以下のような取引きを
揚げました。
①「理にかなっていない」過剰な取引
②衝動的な取引
③誰かの言葉を信じた取引
④ストップロスオーダー(損切りポイント)が明確でない取引
⑤過度なリスクテイク取引
今夜は①②について書きたいと思います。
私がなぜ①②があまり良くないものだと思っているか・・・
過剰な取引きとは、一刻も早く損を取り戻そうとしてあせったトレーダーが
犯しやすい典型だからです。 私は 確固とした自分のポリシーとスタイルで
日中取引をした結果 取引き件数が多くなるのは問題ないと思います。
しかし、大体において過剰取引きは あせりと衝動によって引き起こされると
いうのが私の経験です。
私自身、最初の頃 損をしては それを何とか早く取り戻そうと 確率の低い
衝動取引きを行い 傷口を広げていました。 基礎の出来ていないトレーダー
であることも自覚できずにいて、博打のようなトレードを繰り返しては儲かる
わけはないのです。 でも、第三者が冷静に見れば すぐわかるそういう姿も
やっている本人にはわからないものなのです。何しろ 損を抱えて 頭に
血が上っていますから・・・ だから 今 そういう状態の人は どうぞ
一息いれて 自分を冷静に見つめて頂きたいと思います。
関連するので、資金管理についても触れときます。このような悪循環に陥っている時に
最悪なのは、損を取り戻そうと 新たにどこからか資金を持ってくることです。
例えば、ある人が100万円で2銘柄の株を買ったものの 含み損を抱えたとします。
その人は その間、株の研究をして、自分が買った株以外にもっと儲かる株を見つけ
ました。 本人は「これを買って儲ければ 他の2銘柄の含み損を解消できるぞ」と
考えました。 タイミングよくボーナスが出て その方は 50万円の新たな資金を
投下し3つ目の株式を買いました。・・・・・・ もうこれは破滅の典型です。
2つの株を予定資金の中で コントロールできない人が、 果たして銘柄数と金額を
増やして成功するでしょうか?? もちろん、この最初の試みは うまくいくかもしれ
ません。しかし、これに味をしめれば 将来また同じことを繰り返し そして
いつか破滅するのです。
そうです。くどいようですが、予め決めた資金計画の中で、自分の株式売買を
コントロールすること=自己規律と資金管理が大切なのです。
そもそも、じっくりと銘柄研究をして、決められた資金配分と予め決めた損切り
ポイントを守って取引きを行ったとすれば、意図せざる過剰取引や 損の埋め合わせ
をする追加資金の投入など起こるはずがない ことを肝に命じるべきだと
私は思います。 本当にそれが必要な場合は 一度 株式市場から離れて しっかりと
勉強をしてから 再参加するべきです。
最後に、取引コストについて。
株の手数料体系はあまり詳しくありませんが、大体一日の手数料は3000円くらいですよね。
デイトレーダーが毎日取引をすれば 月20日として6万円。1年では72万円。10年では720万円
がかかる訳です。 これは個人の考え方次第ですが、 これに 税金+電話通信費と
成り行き買いした時の 売買幅のコストなどが加算されます。やはり過度の取引きはあまり
効率的ではないような気がします。(すいません、この部分は僕の極めてバイアスが
かかった意見なので、デイトレーダーの方 お気を悪くしないでくださいね。)