mukk_hosoの日記: トレーダーのセーフティネット(11)
日記 by
mukk_hoso
私のあまり好きでない(笑)有名トレーダーのラリーウイリアムズは一つだけ良いことを
いっています。
「自分を相場と同化させなければいけない。」
これ、簡単そうで難しいですね。 全く。 でも とっても真実を突いているものです。
①「恐くなって損切りした。」
②「利益がなくなるのが恐くて、利食った。」
③「予想外に下がってしまったので、持ち値を薄める為にナンピンした。」
④「ボーナスが出たのだ、待ってましたとばかり、次の日に株を買った。」
⑤「今日は会社が休みだったので、普段出来ない デイ トレ をした。」
これらの動機は全て トレーダー個人の事情であり、相場とは全く関係ありません。
相場あってのトレーダー。 自分本意のトレードをすると、巨大な市場から
時々、とんでもないしっぺ返しを食らいます。
相場を長くやっていたり、相場を毎日やっている人が陥りやすいもの として
「トレードをしなければいけない」 という 強迫観念に基づいたトレード
を知らぬうちにやっている 、 というのがあります。
仕事でトレードをやっている人間は、トレードをあまりやらないと 何か
サボっているように思われて嫌なものです。(笑) でも、必要な時に だけ
相場に入っていかなければいけないんですね。 だから、いつも 「休むも相場」
「おまえは 本当にそのトレードがやりたいのか?」なんてメモを PCの横に貼って
いたりするんです。(デイトレーダーの方もそういう経験あるんじゃないのかな)
やらなくてもよいトレードで損するほど、自己嫌悪に陥る時はありません。
そういう時は 大体動機が不純なんですね。「今日の損を取り戻して なんとか
チャラ以上で終えたい。」とか、 ほんのちょっとの見栄の為に 損を拡大させる
ことが昔はよくありました。
さて①~⑤について。
①「損切りは早く」が鉄則ですが、相場に弱気の変化が何もないのに、ちょっと
下がったからといって、損切り をするのでは いくら資金があっても足りません。
予め、損切りポイント(決定的な弱気ブレークポイント)の置きやすい銘柄を
選んで買えれば ベストです。
②「利を伸ばせ」と言われても ちょっと利益が出れば利食いたくなる気持ち
よくわかります。 利食いたくて 迷って迷って 夜も寝られないのであれば
精神衛生上 半分くらい利食っても バチは当たらないでしょうが(笑)
出来れば、手仕舞いポイントを下に決めておいて、辛抱強くトレンドに乗る
ことです。(苦しみの後には、マラソンのランナーズ ハイ のような気分を味わえますよ。)
③私は「ナンピン」と「計画的買い下がり」は違うと思ってます。 後者も
一種のナンピンだとすれば 私は 「ナンピン」が必ずしも悪いとは思いません。
買ったらすぐ株が上がる などということはないのですから、
むしろ「計画的な買い下がり」は中長期投資家の基本だと思います。(瞳さん
の投資方法は そのお手本ですね。)
でも予想外に値が下がったから 自立反発を狙って ナンピンを掛けるという
動機では 恐らく失敗することが多いでしょう。
④ボーナスの時期が、その人の買いたい銘柄の 絶好の買いタイミング
と一致していれば 何も問題はありませが。。。(笑)
⑤トレーダーの休みと 相場には 何の関連性もありません。 もし 休みに
相場と言う 快感を味わいたくてデイトレードをしたいのであれば、それは危険です。
せっかくの休日に、上記の強迫観念に駆られたトレーダーになる必要はないのです。
良質のトレード本を コーヒーでも飲みながらリラックスした気分で読んだ方が
有意義な休日を送れると私は思います。