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mulderの日記: 花火

日記 by mulder

友達に誘われて,府中の東京競馬場で開催される花火大会に行ってきた.花火関係のwebにはあまり載っていなくて,府中市民しか知らないようなマイナーな花火大会のようだ.けれど,行ってみると,競馬場の開放感と打ち上げ会場が近い為臨場感があるというので,かなりお勧めなものである事が分かった.構成もよく考えられていてかなり満足.子供も連れて行きやすかったしね.来年も行ってみたいな.

灰羽の原作者である安倍吉俊氏がテレビで面白い事を言っていた.「表情の一つ一つを記号にしたくない」と.例えば「楽しい顔」と言っても,その時の状況・設定によって様々な顔があり得るわけで,それを絵の形で丹念に製作者に伝える努力をしているという意味だったと理解している.これと似たような事は自分の日本語でも良く感じる.例えば簡単に日記を書くのであれば,出来事の後に「楽しい」,「うれしい」,「腹が立つ」,「疲れた」,「感動した」ぐらいの言葉があれば日記が成立してしまうような気がする.でもそれって,言葉の語彙の引き出しがあまりにも寂しいし怖い.自分自身が記号化しているような気がして.裏を返せば,普段の自分の文章がこの傾向を帯びてきたように思えたから,この日記を始めたのだと思う.
村上春樹は三島由紀夫のような文人達とは随分と文体が異なる.きっとレビュー仕立ての頃はいろいろとけちをつけられたんじゃないかと勝手に邪推しているけれど,彼の作品の主人公が何故何の為に悩んでいるかは平易な言葉で非常に良く伝わってくる.これって一つの才能だし,翻訳ものをかっちりとこなす事の出来る理由ともなっているんじゃないかな.

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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