nabetaの日記: さかのぼり日本史
日記 by
nabeta
「歴史的な転換点」という言い回しがあるけれど、事件が有機的に繋がり継続するという印象は結果を知るものが遡り整合性を与えているだけの幻想だ、という感じの話をシジュクの本で読んでような気がする。幻想が隠しているのは、その出来事の連鎖がたんなる偶然でしかないという事実で、その事実は人を不安に陥れるものらしい。
結末を知るもの、つまりホラー映画やサスペンスドラマの視聴者が事件が起こることを、誰かが殺されることを承知していながら、その過程でハラハラするようなもの。
偶然性の積み重ねでしかないという事実への不安を覆い隠すための便方として歴史物語があるとしたら、歴史に忠実とか、学説に従っているとか面倒なことを言わずに、不安を癒すたんなる「娯楽」としての歴史物語があってもいいじゃなのかと思うわけで、今までは歴史小説を構築するために詳細な資料を収集する大作家しかできない歴史物語の創作をだれでも、自分のWEBページを作るような手軽さでできるようにするためのツールができないだろうか、と夢でうなされて目が覚めた。
今朝は寒くて雨が降っている。
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