Athlonにバグ、Linux未対応
本家の記事Major Linux/Athlon CPU bug discoveredによれば、AMDのCPUに前からわかっているバグがあり、Athlon/Duron/Athlon MPを使っている場合で、kernelがPentium以降のCPUに対する最適化付きでコンパイルされていると、このバグが原因でフリーズするそうです。
本家の方では2.4系列のことしか書かれていないのですが、(多くのユーザを抱えていると思われるVineで標準の)2.2系列でも問題になるように思えます。2.2系列のソースにもmem=nopentiumオプションで4MBページングを無効にするようなコードが書かれているからです。私は急いでこのオプションを付けて/sbin/liloして再起動しました(この意味不明のフリーズにあっているし)。
なお、このオプション付きで起動するとMathematicaによる300000の階乗計算が6.41秒から6.42から6.43秒へと遅くなったように思えます。本家の方では0.003%遅くなるという結果もあがっているようです。安心料としては安い方かな?と個人的には思えますが、、、、なぜいままでほっとかれているのか不思議。