nameforslashdotの日記: 嘘も方便
クリスマス伝道集会2003 企画書v4
2003年度クリスマス伝道委員会 上木正暁
伝道対象者の像を描く
風物詩「世俗クリスマス」を直視する
そのアイデンティティ
? 誕生日・聖バレンタインデイに並ぶ、特Aクラス恋愛成就イベントとして確立済み。初詣・縁日より遥かに格上なことを喜んでいいやら悪いやら。
? おたんじょうび・家族レジャー(ゆうえんち・どうぶつえん・かいすいよく・ドライブ)などに並ぶ、ニューファミリー世代以降の家族円満行事の要。
? 要するに、雪とご馳走と贈物の日。
その主役と立役者
? 恋人達と服飾・宝飾・外食・イベント産業
? また、お子様と、洋菓子・玩具業界
導かれる結論
この日の個人伝道は得策ではない。
行動単位が「一人」ではない日の典型。
? 特に若者はパートナー(含む候補)へのサーヴィスやアタックに忙しい。
? 若年層をただ教会に誘っても、親兄弟と教会に来るより恋人とどこかで過ごす方を選択する事は明白。
? 若者でなくとも、同理由で「家族」から個人をピックアップするのも困難。
だからこそ、アベック伝道を考える
? 行動単位を破壊しない伝道。
? 家族の基本は夫婦(=アベックの末路?)なので、企画は同傾向でOK。
? 二人単位で伝道効率も二倍。
我々自身の伝道関心
誰でもない、我々全員が伝道するのだから、身が入る目標をかかげませう。
家族伝道・信仰の継承
全体集会などの分団集中傾向から明らか。
教会学校の「卒業生」
あれからどうしているかしら。
統合すると、
教会員の家族・子弟、教会学校卒業者などを、カップル・家族ごと伝道する。
「種が蒔かれている人」を同時に考慮する。
ミッションスクール卒業生
(きっかけを待っている)気の弱い求道者
憧憬者
何の抵抗もなく十字架のアクセサリを身に付け、「キリスト教式結婚式」に憧れ、年老いて信仰もつならキリスト教、などと考えている潜在求道者で、例外なくロマンチックな教会観を持っているが、新旧正の区別はついていない。おそらく本邦人口一割を超え、察するに「クリスマス伝道」提唱者の念頭にあった人々。
なすべき事のかたち
大前提
伝道対象者はまだ求道者にもなっていない。
その様な者達に、福音を語るより先にすこしでも「世を捨てる」ことを求めては、伝道はできない。
つまり伝道集会は世を捨てずに参加できる集会でなくてはならない。
我々は、この点で誤り続けてはいないか。「教会員」基準で物事を判断していないか。
幸いにして、今回はクリスマス伝道である。
彼らのライフスタイルを正面から否定するのでなく、それ自体を恋愛成就に有効な「得点高いイヴェント」として提供することが可能(=「教会の意識的劇場化」)。
それには、小細工は必要ない。
なぜなら、結婚式とクリスマスのときだけは、教会は素敵だから。
礼拝は宗教儀礼だから、素人目にも魅力的なもの。それを少しだけ装飾する(お祭りですから)。
結論としての企画:
ど真中直球勝負「本物のクリスマス@本物の教会」
スローガン案例
「真のクリスマスの歓びを貴方がたに」などだが、これはまだダサい。もうすこしクールにエレガントにさりげなくならないものか思案中(結婚式場のコピーが参考になるか?)。
動員施策
教会員が
1.自分の彼氏・彼女・配偶者を誘う。
2.子供・孫を、友人を、その彼氏・彼女・配偶者・家族ごと誘う
3.教会学校の「卒業生」を恋人ごと誘う。
4.街行くカップルを誘う
5.駅頭キャロルで一緒に歌いたそうにしている人はぜひ誘う。「もっと歌おう」。
6.もちろん、お子様も寂しい人もどんどん誘う。
7.誘えた人も誘えなかった人も、見知らぬ人の世話を焼く。
教会員は全員が主催者側スタッフであり、客ではない。「今年はおしゃれでステキだから」と自信をもって粘り強い家族勧誘を希望。
委員会行動としては
1.例年どおりチラシ&ポスター&webで攻勢
2.一般タウン誌、イベント誌に掲載(ぴあ、Tokyo Walkerなど)。クリスマス特集増刊に掲載できればなおよい。「初めてでも入れる教会」的記事に加われれば上々(…結婚式を断るのが大変になるか?)。
催し企画
「世俗の空騒ぎとの差別化を演出しつつ実は」。今回は、ターゲット層水準の満足感をくすぐりつつも違和感・疎外感を受けないように「彼らの夢想する教会」を現出させる。
クリスマス礼拝の具体的素案、レベル1
1.一部「礼拝」、二部「催し」に分けず、時間枠いっぱい「礼拝」する。
教会が礼拝する場所であることぐらいターゲット層も承知の「御約束」。礼拝の整然ぶりに比してダレ気味の「第二部」は「本物らしくない」。また「講演会」「聴くだけ音楽会」は参加実感に乏しい。
2.「本物らしく、スタイリッシュに、わかりやすく」をコンセプトにリタジーを構築。
基本は賛美礼拝。易しくしている事は気取られないよう「本物」に「参加」している気分に。
3.公約どおり「素敵」を演出する
自己陶酔を常に警戒しているに我々の普段の礼拝は、素人目にも全然ロマンチックではない。ここで期待を外すと次につながらないし、誘う側の教会員の自信の根拠と「顔を潰さない」ためにも必須。
4.但し、福音聞かさずに帰しはしない。
ここだけは手加減抜きでいきなりディープに「ガツン」とやるのも一つの手。ただし、手短に。
クリスマス礼拝具体案 レベル2
1.主題
全体が礼拝であるので、「聖書読んで賛美して」を数回繰り返すことで讃美歌の数を稼ぐ。クリスマス讃美歌を歌う必然は、「クリスマス物語」な聖書個所を総ざらえすることで確保。つまり、聖書朗読と賛美歌の歌詞で「ページェント」を構成し、教会初来会者への伝道と、教会員の「お約束期待」に応える。
2.「素敵」演出案
キャンドルサービス(宗教施設は不特定多数の利用を想定されず、火気使用承認不要)
響きがよく、「らしい」文語訳聖書での朗読(プロジェクタで新共同訳の字幕を出す)
讃美歌ユニゾン縛りの解除(好きなパートを歌いましょう)
最少指示できびきび進むフルスペック(=省略しない、御約束全部入り)の礼拝
3.「気づかせない」配慮
1.手ぶらで歌えるようにプロジェクタのフル活用
2.讃美は楽譜のいらない「超有名曲」に限定、シブい歌・好きな歌を歌いたい欲求は駅頭で発散しておく。
3.司会は確信的に簡潔=不親切に、近隣着席者が親身に(その逆より遥かに印象がよい)。
クリスマス当日以外の企画案(未確定)
1. 歌唱指導・「クリスマス讃美歌を4声で歌おう」
2. クリスマス青年夕礼拝(可能か?)
特に御協力を仰ぎたい方々
1.音楽委員会&聖歌隊&奏楽者
特に聖歌隊は、要所で難易度の高い「聴き栄え」する讃美で、礼拝を引き締めていただきたい。
また、直前(前の週)企画案「クリスマス讃美歌を四声で歌おう(仮題)」の指導の可否を打診。
2.テープ朗読奉仕者
聖書朗読の分担を希望。個所が多く、しかも「文語訳」使用をもくろんでいるため。
3.献金奉仕者
省略抜きの主礼拝方式にしたい(理由:本物らしいから)
4.雪ノ下ユベントス
実働ロードはかけたくない。企画、特に広報のセンス面での監修を希望。また、要請せずとも開かれそうだが「非公式第三部」は同世代の受け皿として重要と考える。
5.婦人会
繰上げ第二部:地階歓談用に茶菓の用意を希望。「ご馳走は他所(家とかレストランとか)で」。
6.音響&インターネット委員会
字幕作成と当日のPAとプロジェクタの操作を。
7.全会衆
1.とにかく、家族を「連れ合いもいっしょに」連れてくる。
2.健康の許す限り、所作をきびきびと(カッコいいから)。
3.名札着用必須、新来者ケアは、近隣着席者に一切託す。
4.恥ずかしがらずに、喜んでいるところを隠さず見せる。新来者が理由を知りたくなるほど。
なんの感銘も与えないよりも、ヒかれるほうがはるかによい。