nemui4の日記: 今日からワクチン接種 2
今頃かい。
と、三村さんならつっこみそうな気がする。
てっきりそういうことはもうやってたんだと思ってたわたしは素人ですか、そうですか。
同居人曰く「お金が問題だったんでしょう」とのこと。
【口蹄疫】ワクチン接種、畜産農家が納得できる支援策を―東国原・宮崎県知事
農政・農協ニュース http://www.jacom.or.jp/news/2010/05/news100521-9354.php
5月20日には川南町らの町長と東国原知事が、現地対策本部の山田農水副大臣と小川総理補佐官と会談。町長らは19日に全頭を対象にしたワクチン接種について、国が地元の理解を満足に得ずに発表したことに対する疑義とともに、生活支援、経済支援策が十分でないことを表明した。
本紙は現地で取材。午後会見した東国原知事は「地元もワクチン接種に反対しているわけではない。われわれもここで封じ込めるという意志は強く持っており、関係首長とも申し合わせた」と話しながらも「しかし、農家の方の感情、歴史、育ててきた労力がある。それを一瞬にして無にするわけですから。相当な覚悟が必要だ」と強調、「たとえば予備費から1000億円をするという報道が一時あったが、本部長は総理だから、保障はきちんとやりますからご協力をいただきたい、ということをもう一度明言していただきたい」などと述べた。
また、埋却地に県有地である県立農業大学校を提供すること自体についてはやむを得ないとの考えだが、これまで自力で埋却地を探して処理をしてきた農家への支援策も合わせて求めた。
ワクチン接種は法律上は強制執行ができ、拒否した場合は罰金処分がある。「私は難しいと思う。罰金を払えばいいという人が出てきたら……。ワクチンはポツリ、ポツリと打っても仕方がない。見切り発車ではできるものではなく、最初から保障とセットで示さなければ合意は得られない」と繰り返し強調した。
21日午前の会見で赤松農相は以下のような具体策を地元に示す考えを明らかにした。
(1)殺処分奨励金は家畜ごとの時価評価方式で全額を保障、(2)ワクチン接種後から殺処分までの期間にかかる飼育コストは実績払いで支援。(一日単価×日数)。(3)生活対策として病死した場合に支払われる家畜防疫互助金と同額の支援を実施、(4)埋却地の経費対策として地代相当額と環境対策経費を支援、(5)経営再開支援は家畜をJA等が導入し農家がリースして経営再開する取り組みの支援、の5項目を示した。
赤松農相は予算総額については「分からない」と述べるにとどめた。21日午後に宮崎県で知事と地元首長らに提示して協議する。赤松農相はワクチン接種について「今日からでもはじめたい」と述べた。
宮崎県の口蹄疫被害は5月20日現在で159例確認されている。殺処分対象は13万258頭(牛1万5674頭、豚11万4579頭、山羊5頭)となった。
Re: 口蹄疫ワクチン (スコア:2, 参考になる)
通常の口蹄疫流行に対する対策として、ワクチン接種を行わず殺処分のみで対応というのが世界的な常識になってるそうです。
ワクチンで治癒させても、ウィルスの媒介となり、また家畜としての価値が無くなります。毎日新聞が簡単なまとめをしています [mainichi.jp]。
特に2番目に引用した部分が重要だと思います。(記事にはありませんが) ワクチン接種後の個体と感染個体の区別がつかないため、口蹄疫ワクチンを予防目的に使うことが不可能です。今までは農場単位での殺処分でしたが、現状以上の拡大を防ぐために地区内のすべての家畜を対象にする、いわば「破壊消火 [wikipedia.org]」を行う必要が出た、そういう非常事態宣言といえると思います。
余談。ワクチン接種と自然感染が何故区別できないかといえば、そういうワクチンだから。何故区別できるワクチン (マーカーワクチン) が無いかといえば、殺処分での対応が常識だから、需要が無く儲からないから。みたいです (口蹄疫との共生 (日本獣医学会) [nii.ac.jp])。
Re: 口蹄疫ワクチン (スコア:1)
人間と違うと言えばそれまでだけど、ウイルスの蔓延を防ぐのに殺すのが常識な世界ってほんと殺伐としてますね。
ひょっとして、対象が牛豚でなくて鯨やイルカだったら騒ぐ人たちがまた色々出てくるのかな。
やるせなす。